テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

2つの新車・GIANT TCR ADVANCED 1 KOM(ロードバイク)と ASICS GEL-KAYANO 25(ジョギングシューズ)

7月22日(月)に納車されたロードバイクは、もちろん自分にとって最初のロードバイク。高校時代にロードマンに乗っていたこともある。
けれど、
ペダルとシューズを緊結するビンディングペダルは初めてだ。

7月21日(日)シェイクダウンジョギングしたのが、ASICS GEL-KAYANO 25.
相次いで新車が投入されたのはワケがある。

腰痛-ヒザ痛-運動不足

昨年7月1日にトレイルランをやって腰を痛め、以降、長く休みに入った。冬になってから室内ランを開始して、まあまあ大丈夫そうだとの実感を得たが、こんどは左ヒザが痛むようになって来た。ひざの痛みがなかなかくせ者で、直ったと思えばまた痛み出す。
そのうちいつ痛めるかは分かってきた。どうやら下りがいちばんよくないらしく、山を登って下る場面とか、短い距離でも少し元気よく走ると痛みが現れる。
痛みは階段を上るときにいちばんひどくなる。左足を前に出して踏み込むときに激痛がはしるのだ。

そんなで、春になってからもジョギングすることができず。昨年夏からときどき自転車で遠出をはじめたが、気分が盛り上がらない。マウンテンバイクは遠出する道具として向いていないし、クロスバイクは楽しいものの、1度きりで息子が貸してくれなくなった。もちろんロードバイクは2度と貸してくれない。

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日本限定モデルらしいビアンキ・アリア

というわけで春からロードバイク購入計画を立てた。
車種というか機種というか、少しは検討したがよくわからんので、ショップへ行って「事前調査」と告げて相談に乗ってもらった。予算上限は30万円。
帰ってから頭を整理し、自分がチャリで何をしたいか⇒ワークアウト、どこへ行きたいか⇒支笏湖・中山峠越え・手稲山クライムなど、雨の日に走るか⇒走らない-を洗い出した。
その結果を息子にも伝えて相談したところ、ビアンキARIAジャイアントのTCR ADVANCED 1 KOMを勧められた。

ビアンキもいいとは思ったが、チェレステという顔ではないのでブラック系かなとか。ジャイアントのページを見たら、コンポがアルテグラというワンランク上の装備になっているほか、何と車重が7kg台。しかもマットブラックでかっこいい。
ヒルクライムに特化して軽いギアが装備されており、自分が走りたい行き先にもピッタリ。
ここはブランドよりアジアだなと腹を決めた。
ジャイアントは、台湾に本社を置く世界最大の自転車メーカーでございます。

ショップに行ってGIANTのKOMにしたいと、スクショを見せて話したら、「おお」みたいな軽いノリの返事とともに、「でも人気車種だから在庫がないだろう」とのお告げ。しばし店内でブラブラしていたら、「ありますよ」とのご回答。
実車を見ることなく決めました。
サイズについてはちょうど境目くらいの身長なのでどうかなと思ったけれど、Mサイズにしました。店主いわく「問題ないと思う。もしハンドルが遠ければステムを詰めよう」ということで決まりました。

これで夏休みにはチャリの旅ができると楽しみが増えたわけですが、一方でジョギングもあきらめきれず、「走りたい」という欲がふつふつと沸いてくる不思議。
たまたまamazonで、アシックスでもっともクッション性の高いゲル・カヤノが激安販売されており(実売が半額以下の7,000円台)、「これでダメならあきらめよう」と腹を決めて購入した。
ゲルカヤノにヒザサポーターでダメなら諦めもつく。
7月21日(日)に6kmほどを走ってみた。腰がうずくもののヒザは大丈夫っぽい。
スピードを上げずに走るなら大丈夫。これはうれしい。インソールをオーダーし、こちらもお盆に間に合った。

GIANT TCR ADVANCED 1 KOM

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実物は写真より光沢感がある

カーボンフレームです。ただし、カーボンフレームの中ではもっとも価格帯が低いクラスで、価格帯としては軽量アルミフレームの上に位置し、KOMの上位クラスは組み合わされるギアやホイールが高級・軽量化し、さらに高級カーボンフレームになったりしながら、果てしなく高価格帯まで存在します(笑)。

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乙女ギアと呼ばれるワイドギアは峠もラクラクか??


ボク的にはカーボンでも軽量アルミフレームでもよかったけど、チェーンを回すフロントとリアのギアなどのパーツが、105というクラスの上に位置するアルテグラというクラスになっているのがうれしい。マウンテンバイクに10年以上乗ってみて、けっきょくギア類はアップデートしないものだと分かったから。
逆に交換の可能性が高いのは、触れる部分のサドルやハンドル回り、ステムなど。あと、来年にはホイールをゲットしようかなとかたくらんでいます。

バイクに乗った最初の感想(ショップからの帰り道)
とにかく軽い。押し歩きしているときにちょっと強くフロントブレーキを引くと、リアタイヤが跳ね上がる。そして思いのほか乗り心地がレーシー。軽いということは、路面の凸凹を激しく拾って体に伝える。例えるなら、時速40km/hまでの軽自動車の加速感、あるいは車重1,000kgを切るライトウェイトスポーツ車のハンドリングと言えばいいかな。セダンやGTとは明らかに違うあの軽快感と同じです。好みの方向ではあるよ。
ただ、軽さは落ち着きのなさと背中合わせで、息子のバイクよりそういう意味でシビアだ。タイヤはかなり空気圧を落としているので、空気入れすぎということもないはず。

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シューズはSIDI


ビンディングペダルは徐々に慣れてきたが、慣れてきたのでそろそろ油断してコケそうだ。SHIMANOクリートを使ったことがないので分からないが、timeのクリートはけっこう好き。はまったときの「カチッ」という音が好きだし、完全固定ではなく、スキーでいえばアルペンスキーのような固定ではなくテレマークビンディングのように少しの自由度があり、接合面を中心に右回り・左回りで動く。ヒザに優しいやつ。
マウンテンバイクと比べてもまったく別物の移動ツール。このバイクで遠出するのが楽しみだ。

ASICS GEL-KAYANO 25

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ビタミンカラーじゃない色を選択してみた


ジョギングのほうもよさげ。シューズASICS GEL-KAYANO 25はフワッフワで、そこそこ反発力があり、ただやわいだけではない。さすがにアシックスだと思った。靴を脱ぐとソールがとても固いことに気がついた。曲げ剛性が高いといえば伝わるだろうか。軽量シューズはソールがよく曲がる、いわゆる靴を履いていないかのような履き心地だが、ゲルカヤノはその対極だ。
7月とお盆中の2回、6kmと7kmを走った。ジョギングスピードなので、速度を上げたときにどうかは分からないけど、ゆるやかな登りも下りも感じがいい。急な下りは怖いので歩くくらいの速度で。特に終盤は疲労がたまって故障しやすいので、下りは歩いた。

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走ってからまるまる3日が経過し、ヒザは大丈夫。コースを選べばいけそうだ。
このシューズで少し走り込み、障害が出ないようならDS-TRAINERに戻ろうかとも思う。ヒールカップが合わないが、サイズを0.5cm下げて26.5cmにすれば大丈夫かもしれない。

SIDI ALBA

ちなみにロードバイクビンディングシューズはSIDIというブランドにした。SNIMANOを履くとかかとが抜けるように感じて、ショップにも「それはダメだ」と言われた。ただ、ペダルを踏み込むときに少し外反するようで、足裏の外側が疲れる。

息子からはSTRAVAというワークアウトのアプリを教えてもらい、お盆の走行ログをアップしたら、息子からいいねがきた。こんな楽しみもあるんだね。

もうちょっとしたら、山用のGPSであるガーミンのeTrexを自転車に装着するアタッチメントがやってくる。これをつけるとまた楽しみが広がるのかな?
なにより、チャリはすぐに体重が減る。すごい効果。一方、ランは、弱った体の筋肉にしっかり痛みを残す。それも2日後に(笑)。