テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

ロードバイク 札幌-厚田-当別ダム-当別-札幌周回120km.アプローチが長いよ

10月14日(月)10:04出発、16:30戻り.
おすすめコースと書かれていたので行ってみたが、14時過ぎからはどんよりの天気も災いして、ただアプローチが長いだけのダム(ダム湖)紀行になってしまった。

www.attic-bike.com

望来までの前半はダレまくり

ロードバイクで100km以上走るイベントは、初心者を抜け出していないボクにとってまだアドベンチャーであり、そういった意味では何となくバックカントリースキーと似ている。
・行動時間が6時間とか、かなり長い
・50kmくらい走ったら、もう戻れないのでリタイアできない
・おいしいところが終わったら、あとはひたすらつらいだけだったりする

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石狩川のもっとも河口にあるR231の橋の上から写真撮ったよ

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望来(もうらい)へと下る坂。けっこう好きなエリア

今回は、テンションが上がらずに山に行った、みたいな感じでした。
わが家-石狩市役所-石狩大橋-望来-厚田
このコースは勝手知ったる道です。
が、石狩市役所までがけっこう長い。
そこから大橋までもけっこう長い。
そこから望来(もうらい、と読みます)までもけっこう長い。
慣れた道だから感動も少ない。

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ストリートビューではこんな感じです


というわけで、望来まではまったく盛り上がりませんでした。
が、望来から厚田へ向けては、別荘が建つ海を見下ろす丘のコースをとり、ここは楽しかった。
海がこんなふうに見えるんだなぁ。自転車っていいなぁ

いちどテンションが上がると、その先がけっこう長くても少しは気持ちが持ちます。
いくつかのアップダウンをへて石狩市厚田地区の中心部へ。
北海道限定のコンビニ・セコマでおにぎり、スポドリ、バナナを購入し、店の外にすわってランチ。

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厚田川沿いのセコマ


そんなに暑いわけでもないのに、2時間ちょっと、50km弱走って500mlなくなるとは、ずいぶん早いこと。
わりとあたたかい。この日は気温が13℃台だったが風が弱く、あたたかく感じたのだろう。

のんびりしたダム湖・ふくろう湖

食事が終わったら、これから峠越え。厚田川をさかのぼってダムが続くエリアを目指し、その後は当別の街に降りるプランだ。
今回は山用のGPSであるガーミンe-trexを取り付けた。ゴール設定してゴールまでの距離を見ようと思ったのだがうまくできず、ただ、速度、距離、標高、日没時間を見るだけになった。
ヒルクライムには標高が出るといいかと思うけど、そもそもどのくらい登るのか分からずにガーミンを見ていると、オイラの場合は気持ちが萎える。
たぶん350mくらいがピークだろうと思っていたが、じつは300mだった。だから、『まだあるまだある』感のまま、下って終わった。
振り返ればわりとあっという間。

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湖畔道路

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それにしても、ずいぶん標高の低いところにあるダム湖だね。標高は50mくらい。当別川はここから直線で約20km下って石狩川に合流する。ゆっくり流れる川だ。
ボクが行った時間は風がおだやかでいい感じでしたが、湖面はにごり、空はどんより。写真もあまり映えないという。

それでも、ダムの横でひと休みして持参していたようかんを1本いただくと、マッタリしたいい時間を過ごすことができた。

弁華別小学校を見つけた

さあ、あとは当別道の駅によって帰るだけ。

tobest.co.jp


新しい道の駅で、まあいって見たいゾと。

ダム横からダム下まではあっという間。そこからは平坦の道をたんたんと走る。
淡々と走るというのはわりと苦手な模様。
そのうち、どこかで見たことのある古い学校(校舎)が左手前方に見えてきた。ボクの好きなやつだ。

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体育館サイド

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校舎サイド

弁華別小学校(べんけべつ)。廃校になった学校だが、学校建築は明治以降だから歴史の短い北海道でも京都でも平等だ。有名な木造建築は、増毛小学校、弁華別小学校、そして栗山町の雨煙別小学校がある。いずれも廃校になったが、雨煙別小学校はコカコーラハウスとして活用されており、幸せな余生を送っている。
弁華別小学校は、木造の体育館が特徴的。

中に入ってみたいが、先を急ぐ身。というのも、このころからガーミンが表示する日没時間が気になり始めた。
走る前に、全行程の距離と合計獲得標高は把握していた。距離が120km、獲得標高は1200mほど。だから、走行距離と現在の標高から、この先の距離ときつさが大体わかる。残りはほぼ平地。家まで約40kmとすると2時間。30分くらい余裕あるくらい。

当別からJRで帰ろうかな

そしてここからが長かった
走っても走っても景色が変わらない。達成感がない。
当別から自転車たたんでJRで帰ろう」
真剣に考えましたよ。

おまけに道路もわかりにくい。景色が変わらないから、迷ったんじゃないかという疑念が頭を徐々に占領してくる。

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ストリートビューではこんな感じです

国道275沿いのローソンで休憩を兼ねて地図確認。どうやら道を間違った気配はない。ただ、道の駅はまだ先にある。
今一つ土地勘がないのでした。
ここでinゼリーのマルチミネラルを飲む。
これで、持参した食べ物をすべて消化した。

地図で確認したものの、依然として道に自信がない。
川の土手を走ったりしながら、ようやく太い道路に到達。
ここからは案外快適だったが、左手前方に見えてきた道の駅による時間は残されていなかった。

石狩川を越えて札幌市へ。
ロイズで左折して、あとは太い道をひたすら札幌新道へ向け走る。
車で走っても気持ちがいい片側3車線のこの道路は、けっこう気持ちよかった。スピードも30km/hくらいで巡航できて、走りやすい。
少しホッとした。
うちについたら、日没まで30分ほど。最後は速かったな。

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