※ロコソラーレが日本選手権2021決勝で敗れたショックをいやすため、スキーの話題を!!
2月6日(土)
それまでの寒気がゆるみ、0℃~2℃と気温が高く、そのためガスった状態になったこの日。
何年も前から滑ってみたくて、夏場のうちにグーグルマップに地点登録し、準備していた坊主山。札幌から三笠ICに向かう道央自動車道からよく見える丘が、冬になると絶好のテレマークコースに見え、たまにはシュプールもあって、しかし名前もわからない。坊主山という名称だと調べ、高速を降りて調査し、ついに夢が(夢ってほどじゃない)かなった。
下見と称して2人で出発。競争率の高いエリアに入るわけではないので、朝はゆっくり8時スタート。9時過ぎに到着し、準備して道路からちょっと入った農家さん宅のアプローチ道路からまっ白の田んぼに乗った。
少し離れた坊主山を目指す。ルートなんてまったくわからないので、とりあえず林を避けて徐々に近づく。滑るコースをとっておきたいので、脇からアプローチした。
それにしても、ガスった状況はぜんぜん改善せず、斜面が見えないまっ白の状態。雪なのかガスなのかもわからないくらい。
おまけに雪は踏むとガサッガサッと沈み込む。
もしかして、これはむずいんじゃないの・・・。
汗をかかず息を上げずに
丘レベルの山なので、本格的な登りは数分だけ。それでもクライミングサポートを上げて登りました。林の脇を登ったのですが、坂の下部がまったく見えん。
あっという間に山頂っぽい場所に到着して、少し移動してみました。滑り込む場所はどこでもいいのですが、なんせ視界がない。
軽く試しで1本滑ることにしました。
滑り出す。すぐに平衡感覚が失われる。よくわからないままパタンと倒れる。そのくらいひどい状況。ホワイトアウト現象のうち、吹雪原因ではなく、雪面とガスによる現象。これは手稲でも起きるけど、ここは目印となる木もないため、本当にひどかった。
登り返して、こんどは慎重に天気待ちした。
Oさんのときはけっこう見通せたが、自分が準備を終えるとまたまっ白。
数分待ったが状況は微妙なままなので、少しだけ改善したタイミングで滑った。その動画がこちら。
ホワイトアウト状況の里山バックカントリースキー(テレマークスキー)
むずいと思った雪面状況は、滑ってみると悪くなかった。
後編はゲレンデ