テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

数年ぶりにアルペンスキーの調子が戻った(アイスバーンばんけい)

美唄スキー場の話に行く前に、月日がどんどん過ぎていく。このまま触れることなくシーズンが終わる気がしてきた。

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3月7日(日)
シーズン10日目、アルペンスキーをはいて4日目、時間にして6時間。
この日は夕方1時間だけアルペンビンディング(ツインチップスキー)を履いてばんけいへ。
カリッカリに凍った上に少し雪が乗っている状態だろうな、と想像していたとおりのゲレンデ条件。昼は表面が少しゆるんで削られた雪が、アイスバーンの上に乗っている感じ。

最初の2本くらいは恐る恐る滑りましたが、条件が厳しいと滑りが良くなってくる場合もあるわけで、この日の後半はいちばん滑っていたころに近づきました。

調子いいときの自分なりのポイントは2つあって、

  • 1つは、上下動だけでいつでも自由に切り替えられる
  • もう1つは、スラロームバーンを完全に制御して小回りで降りてこられる
  • さらにもうひとつ追加するなら、横滑りで前後自由に動ける

この日はここまで行きました。

あと、前よりもうまくなったかな、と思った点は2つ。

  • 1つは、内脚の同調(特に左ターン時の内脚の返しというか、すねが外足と平行になる)
  • もう1つは、切り替え後左ターンに入る際にスキーを振ってしまうクセを矯正できるようになって来た

この2点はテレマークでも重要。適当にごまかしができるアルペンと違い、テレマークでは破たん原因になるわけで、テレマークレッスンでフジケンに指摘された部分でもあり、アルペンテレマークを行ったりきたりしたことで、なぜか先にアルペンが良くなったけれど、テレマークも徐々に良くなっている。

2年前のブログで書いたことがようやくできるようになって来た!

maruhenyasu.hatenablog.com

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備忘録

  • 内脚の同調は、股関節を別々に動かすことを日常から意識して、その感覚が内脚(左脚)の同調につながった気がする。ただ、気がつけば内ヒザがくっついていたりするので、まだ完全に体に覚え込ませられたわけではない。
  • スキーを振るクセの直し方は、もしかしたらテレマークのロングターンで覚えたかもしれない。アルペンではロングターンなんてしないんだけど、開脚で滑ると内脚の同調確認になるし、スキーを振ったかどうかが自覚できる。
  • そこで、左ターンではエッジングに入るときにかかとの押し出しができていないことがわかった。
  • かかとを押し出すとエッジングが始まる。それは小回りも同じで、切り替え後、外足となる右足のかかとでエッジングを開始すると、アイスバーンでのバランスを安定させながら強いアンギュレーションをつくっていくことができる。
  • 人間の体って不思議だなぁ。外足でターン最初からしっかりエッジングができると、結果として強いアンギュレーションが生まれ、エッジングでスキーを真横近くまで振っても、ひねりを解くタイミングで簡単に切り替え・右ターンに入っていける。
  • カービング要素の弱いツインチップだから、強いアンギュレーションが生まれやすく、結果としてキレイな小回り(ウェーデルン)になる。

奥が深いわ。

そしてこの強いアンギュレーションは、アルペンスキーだけでなくテレマークスキーでもボクにとって必要なこと。

この日はいい日でした。

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headのカービングスキーがこの日、息子の元に旅立ちました。

ポジドライバーでビスをはずし、ブーツのサイズ調整をしてから送り出しましたとさ。

08年8月購入だから、13年間手元にあったんだね。