テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

カーリング21-22シーズン、藤澤五月ファンとしてのまとめ

ayase1985さんのコメントをもらって、いったんコメント欄に記載したのですが、シーズンが終わったタイミングなので、まとめとしてブログにしてみました。
いつもありがとうございます。

北見の活性化にも笑顔で協力するさっちゃん。北見まちめぐりのワンカット

hokkaido-okhotsk-cycle.com

オリンピック銀メダル、日本選手権7度目の優勝
いやぁ、疲れるシーズンでしたね。ボクは相変わらず選手たちより先にあきらめちゃうから、シーズン中に何度か死にましたよ。

  • まず代表決定戦。0勝2敗になって、終わったと思いました。気持ちの整理をつけるために、自分への言い訳を考えたくらいです。
  • オリンピック・デンマーク戦も終わったと思いました。そして、デンマークに負けると、星取り上、プレイオフが厳しくなるから、この負けでプレイオフも見通せなくなると思いました。
  • オリンピック・ラウンドロビン終戦のスイスに負け、ああ、準決勝も負けてまた三位決定戦か、と決め込みました。ごめんなさい。

そしてオリンピック・最終試合の決勝は、勝つんじゃないかと思いましたが裏切られました(笑)。

あ~ぁ、疲れた。

怪力!

ロコソラーレという化けものチーム
2022年5月に北見市常呂町で開かれた日本選手権は、ロコソラーレの優勝で幕を閉じました。
それにしても、ロコソラーレはさらに強くなったのではないでしょうか。ファンの勝手な妄想ですが、こんなスリルのない日本選手権はやっぱりつまんないなぁと。2020年(対中部電力)とか21年(対フォルティウス)とかのヘビーな決勝も重すぎますけど。

ラウンドロビンの新道銀戦なんか、ヒットロールでナンバーワンを取った相手に対し「来るなら来てみィ」みたいなアングルレイズのミラクルショットでナンバーワンを奪回、ビッグエンドとってゲーム終了。お互いが刺激しあっちゃうみたいな。アレがいちばんおもしろかったかなぁ。

あとは、決勝終了後の円陣ですね。中部電力・石郷岡さんがハブになって円陣ができた感じでしたね。石郷岡さんが笑顔でブレイクしたら、来季はやっぱり怖いなあ。

実業団チームからクラブチームに姿を変えたフォルティウスさんは、気合いの空回りでしょうかね。彼女たち、かつて感じたことがないほど気合いが入ったんじゃないかと思いますが、まあこんなこともありますよ。クラブの存続に大きな不安を感じますが、札幌に1つクラブチームがあってほしいと思っています。だから、そこそこがんばってほしい(笑)。

フォルティウスを追い出した銀行さんは、若い子たちを集めて完全な実業団チームとして生まれ変わりました。その新道銀は大会を盛り上げてくれましたね。ビギナーズラックもあったでしょうが、力もあると思います。藤澤五月(さっちゃん)を倒すにはまだかかるでしょうけど、この大会においては、中部電力と同等の強さだったと思います。ただ、そこからの壁が相当に高いことは、ロコファンとして申し添えておきたい部分です。

ロコソラーレの来季は、世界選手権出場とグランドスラムの優勝がほしいけど、あまりたくさんを望みません。ケガなくまたカーリングをやってくれればそれでいいです。
それにしても、このシーズンの成長はすごいものがあった気がいたします。


Q:今シーズンの凄い成長はどのあたりに感じましたか?
いちばんはメンタルです。その現れが、オリンピックでの攻めのショット・作戦になったと思っています。勝つためのダブルテイクもそうですが、劣勢のときのダブルテイクがバンバン決まりました。

逃げずに勝負する姿勢が、世界の舞台で表彰台に上るためには絶対に必要なんだと、そしてそれができるフォーススキップは藤澤五月しかいないという認識が、オリンピック、その後の世界選手権、そして日本選手権の3大会を終えて、すべてのカーリングファンの間にまで広がりましたよね。8年後も藤澤五月がオリンピックの舞台に立っているのではないかとまでいわれています。

藤澤五月は、勝利で雑音をねじ伏せたなとボクは感じています。

日本選手権・決勝の中電戦とプレイオフの道銀戦は、2017年秋の代表決定戦が終わってからの中電戦と同じ状態でした。相手からみると1点取らされて2点取られる。永遠に届かない状態。あれ、ビッグエンドとられて負けるよりきっとキツイと思います。
中電も新道銀もロコに対して勝負に行って負けている、後攻でプレッシャーをかけられてもスチールされずに何とか1点取っている、という点で、やはり国内ナンバー2チームだと思います。今回の日本選手権の順位は妥当ではないでしょうか。

注目の男子(SC軽井沢&山口メンバー)とロコ・ステラ

注目は、PCCCの男子でしょうね。SC軽井沢&山口メンバーはどこまでやれるのか。やれたらうれしいですね。

山口メンバー、頭悪そうに見えるけど(ごめんなさい)、すごい真剣で、いいと思ったら行動に移す姿勢に、やるなあと思っています。いま、カナダに英語修行に行っています。真面目に吉田知那美になろうとしているようです。そこまで素直に行動できる30代の男は尊敬します。

あとステラに入った佐々木穂香さん、彼女のダンスや笑顔といった自然なふるまいから仲間の緊張が解きほぐされ、こんどこそステラを強くすると思います。マリリンはスキップとしてアイスに立つとデスマスクになっちゃうから、佐々木穂香さんが必要だと思います。
また、中部電力では、スキップを勝たせるモチベーターの役割を石郷岡さんが担うと自身が心に決めたようですね。よきよき。

シーズンが終わって長い報告を終えます。