すごく楽しみにしていた。期待通り天気は快晴。以下、時間はだいたいの目安。
9:00 家を出てチャリンコで小林峠を目指す。今年初のばんけい峠だが、いつものようにキツイ。それと、自分はチャリをこぎ続けると足がしびれてくるのだが、この日もかなりしびれる。誰でもそうなのかなぁ?
9:30 ばんけいスキー場前を通過し、そのまま小林峠へ。少し足を休ませながら登る。この峠はさほどきつくない。10数分で頂上に到着、ここまで7.2km。チャリをおいて山登りの準備。
10:00少し前にトレイル・スタート。
チャリこぎで足を使って早くも足がキツイ。早々に走ることをあきらめ、急坂はほどほどに、緩勾配のみ走ると方針を決める。右の木陰からは旧コバのリフトが見える。ゲレンデに沿って登っているようだ。それにしても、登りがキツイ。息が上がる。時計を見るとまだ20分ほど。早くも休みたい。
10:30 過ぎにT4と名づけられた分岐点に到着。ここまで3km。5分少々休み、ゼリーを食べる。150円もするゼリーを、女房が自分のために買ってきてくれた。見たときは「こんな高いものを」とついつい否定気味に話したが、このゼリーでかなり元気回復した。
これ。
http://www.meiji.co.jp/sports/savas/products/jellybar.php
じつは、もって来ようと思っていた塩あめを忘れた。このことがあとあと尾を引くのだが、もしゼリーがなければ家に着く前に死んでいたかも。
T4を過ぎても急な上り下りが、体力低下をあざ笑うかのように次から次とやってくる。自分はトレーニングのための歩き走りなので、登山者を抜いていく。別に健脚なのではなく、ただ単にカラダをいじめているだけだから・・・。
11:00過ぎ 手前の三角山に到着。
ここで少し休み、目の前に見える砥石山を目指す。先行していた方によると30分の行程だという。いちど下ってから登り直す感じで、これまたけっこうキツイ。
11:30過ぎ 砥石山山頂到着。T4から2.2km。休憩を入れて、小林峠から1時間30分あまりの行程だった。
山頂で女房がつくってくれた大きなおにぎりを2コ食す。塩分が足りないことがすでに気になり出している。もうちょっとおにぎりをしょっぱくしてくれたらよかった、とわがままが顔を出す。
12:00前 風もなく快適な山頂で登山者はゆっくりしていたが、小生は30分弱で出発。下りは北ノ沢(中ノ沢ルート)におりる予定だった。下りでは三角山の山頂を経由せずにT4を目指す。
12:30過ぎ T4到着。ここは時間確認の撮影のみで、来た道と分かれて中ノ沢(北ノ沢)側へ。しばらくは下りがきつい森の中をすすむ。先行者がおらず、鈴の音を大きくさせながら。徐々に勾配が緩くなり、同時に川のせせらぎが聞こえてくる。そしてボクの足が限界のサインを出し始めた。
やはり下りはこたえる。その中で鍛えられる部分もあるが、もう足が残っていない。
13:00 中ノ沢入口に到着。ここまでが山歩き、下り5.1km。ここから先は道路になる。小林峠に至る道道までおよそ1.5km。里山風景を眺めながら、ゆるい下り道を走る。木陰が日光をさえぎってくれたそれまでと違い、あつい。長袖を脱いで半そでになって走る。ない足に次いで、頭痛が・・・。だれかー、ワシに塩をくれーっ。
13:17 道道へ到着。ここで今日初めて腰を下ろして休む。小林峠までの長い登りをどうやって征服するか、考えてもしょうがないのでとにかく休む。
13:30 再度出発。しかし1kmほどであきらめた。歩きに切り替え、ひたすら峠を目指して歩く。ホントは、歩きも走りも、もはや速さは変わらないのだった。
14:00 峠に到着、2.7km。着替えして再び長袖に。これまた女房が買ってきてくれたウエハースを食べて少し元気になった。感謝!
これ。
http://www.weider-jp.com/proteinbar/index.html
5分少々休んでチャリで再スタート。峠の頂上なので、走り始めはひたすら下り。そこからばんけい登りとなる。すごいスピード感。しかし、ダウンヒルライドも足がないので少々キツイ。そして最後の関門、ばんけい登り。ふだんなら何のことはない傾斜なのだが、こぎ始めて1分程度で左足ふともも内転筋が攣った。ビックリして、ギアを軽くしてみたが、踏み込むとまた攣った。おもわず下車。ストレッチをしてもヤバイ。少し休み、ギアを最も軽くして登りはじめる。何とか峠に到達。再びダウンヒルし、登りの少ない大倉山経由でわが家へ。
14:40 帰宅はちょっと長い7.4km。本当にボロボロになった。
夕食前には軽い目まいと吐き気も。オワタ/// 先週の30kmランより消耗激しい。
トレイルランが合計14.5km、チャリが14.6km。距離にすればこの程度を、休憩を含め6時間弱の行程。これから鍛えてまいりましょう。本日は長峰コブ修行並みの筋肉痛だが、体調はよい。元気です。
01リフトの鉄塔が木陰から見える
02三角山の山頂からはけっこうなパノラマ。右端がフッズでございますね
03最高の天気で砥石山山頂到着
04小川と交差しながらの中ノ沢(北ノ沢)ルート
05道路に出てからは藻岩山頂を目指して走る
装備について:
シューズ:はじめてメレルで長い時間を走った。特に悪いところもなく、下りでは若干滑ったが自分の足の運びが悪いためだ。それより、アスリートクラブで先週直してもらったインソールを入れたのだが、後半の下りで、左足母指球が痛み出した。着地を見ると過度に内反している。これはあれか・・、と思い、橋の上でシューズを脱いでインソールを取り出し、アスリートクラブで補正してもらったかかと外側のテーピングを取った。そうしたら、痛みが治った。
右足は、じつは家の玄関で補正をはずしていた。歩いただけで違和感があったためだ。これは外側に倒れ込む重心を補正するためのテーピングなので、過度に体重が母指球に乗っていたのだ。シューズに関してはちょっと心配もあったが、まったく問題なし。ついでに、転用したインソールも問題なし。
アンダーウェア:汗でべっちょり。ランニングと違い、山で汗をかくと下りではカラダを冷やしてしまう。着替えてもいいのだが、汗を吸った重い荷物をリュックに入れるのもなんだかな、で、この点は要改善かも。冬場は着替えもできないし。
CW-X:もし、CW-Xをはいていなければ、間違いなく山中で死んでいた。CW-Xはいても内転筋が攣ったり、今日は四頭筋がひどい筋肉痛になっている。ところがひざは軽快。タフに行くときは必ず着用スベシ。
食料:塩分の忘れはダメージが大きかった。糖分と塩分を忘れずに。ランニングの場合は炭水化物より糖分、塩分、水が重要か。水もラン行程の4時間弱で1リットルなくなった。これは重要な目安になる。ハイドレーションは、自分には不要。ただしペットボトルを取り出しやすい必要はある。
メガネ:5月のトレイルで中近両用をかけて走ったら、足元が揺れて気持ち悪かったので、近視メガネで走ったのだが、度が合わなくなったのか近くも遠くもピントが合ってない感じだった。この点は課題です。