テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

E36 BMW、お得意のハンチング&エンジンストールを直す

1995年型のBMW318is。まあ知ってる方しか知らないオタクな車でございます。

娘が生まれて2シーターから乗り換えたわけですから、長女と同じ年。あと10年乗ればボロ車もヴィンテージか・・・。その前にたまりかねて手放すか。
(くるま、というカテゴリー自体、もう削除しようかと思っていたくらいやる気なし)

自分と同じようにユーノス・ロードスターから乗り換えた方が当時多かった。1.8リッターですからパワーはロードスターといい勝負ですが、ライトウエイトのロードスターと同じく旋回性能が高いのに、弱アンダーで安定している。サスペンションがきわめてよくできていて、少々荒れた道はどんな車より安心して速く走れる。
とにかく感動的によく走り、しかも5MT。

が、1-2年たつとエンジンがハンチングを始めます。冬、夕暮れ、ヘッドライトをつけて信号待ちしていると、ブウーン、ガガガッ、ブウーン、ガガガッの連続。エンスト寸前になります。
何も知らずにディーラーへ持ち込むとふつうに部品交換。アイドルコントロールバルブなる部品が云々間ぬんで、うん万YEN。
それから定期的に同じ症状が現れ、次はO2センサー。最後になんと触媒(こちら十数万YENでございます)。
二度と同じ症状が出ないように細心の注意と対策を打ってきたつもりですが、ついにキター・・・。

ボストンベイク(札幌で有名なパン屋さんでございます。ここのパン、あごが疲れる)の駐車場を出た女房どのは車を動かすことができずにJAFを呼び、けん引されてわが家に到着したらしいです。(たぶん5月26日)


しばらく手を出す気にならず、半月以上放置。怖くてディーラーになんぞ持ち込めません。いくらとられることやら。

6月12日
狙いをアイドルコントロールバルブに定めて、エンジンルームを開けてみました。
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アイドルコントロールバルブは、国産車と違い清掃することで(つまり交換せず)回復するらしいのですが、その清掃がウーン、こりゃたいへん・・・。
っていうか、コムホースに亀裂が・・・。
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BMWではなく、なぜかマツダにtel。
「もってこれますか、見てみましょう。もしかしたらテープ止めでいいかも」
とおっしゃるので、ビビリながら乗っていきました。始動時はオートチョークでガソリンが濃いのでいいのですが、やはりディーラーが近くなるとハンチングが。

エンジンルームを開けると「やばい・・・。配線つなぎ忘れてカプラー破壊」
それは後回しにして、ゴムホース点検。
「テープ止めでいいでしょう」ということで、テーピング、そしてカプラー直し。何より苦戦したのがアイドルコントロールバルブに直したホースが入らないこと。

整備マンいわく「ちょっと引っ張っただけで外れるのは亀裂が入っていたから。本来はキツイはずです」
いろんな工具が登場し、最後はホースをひっくり返して亀裂部を手前のエアフィルター側に入れ替えて直りました。
フロントマンいわく「最大の原因は亀裂だと思います。亀裂から余計なエアが入ることで混合気のガソリン濃度が下がりハンチングが起きていたと思いますから、原因はほぼ取り除けたと思いますよ」
「負圧なのでカパッと外れることはないと思います」
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ただ、この次は部品交換でしょうか。アイドルコントロールバルブを洗浄するには完全に取り外す必要があるそうですが、そのためにはスロットルバルブ回りを外さなくてはならず、車載工具のスパナでボルト外そうとしてなめそうになり、ビビる。うまく外しても金属ガスケットを傷めたらそれも交換だそうです。冬だったらとても作業できません。
※スパナはいかんです。ソケット使わなきゃダメらしいです。ボルトなめたらすべての苦労が無に帰し、即工場入りです。

軽くめまいがしております。プラグ交換しておくかなあ。

〈備忘録〉
ついでにプラグ点検。まだ良さそうだが、どうやらこのプラグは片イリジウムというタイプで、交換は15,000~20,000kmごと必要らしい。
品番はBKR6EIX。ネットで買えば1本950円程度。
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