テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

積丹岳 リベンジツアー(笑

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〈1000mから上は全山ゲレンデか〉
5月10日(土)
昨年よりかなり雪融けが早いといわれていますが、積丹岳はまだたくさんの雪を残していました。

車は残雪のため山小屋までたどり着くことができず、登山道の途中に止めて、リュックにスキーをつけて歩きのスタート8時39分。ここから標高で1,000m弱登ります。程なくして雪がつながり、スキーを履きました。
スキーで登るには、けっこう暑い。山小屋まで40分弱。水を飲んで、9:21タート。林の中を進みます。50分ほど歩いて山容が見え始めます。ただ、山頂はまだガスの中。天気は徐々に回復しており、あまり心配はありません。
山頂から続く長い尾根の下に出てからは、ずっと山頂を見上げながらの登坂。じつは、眼下の積丹の海・日本海は雲の下になっています。
気がつけば、2時間36分で山頂着。ゆっくり歩いたのにずいぶん早い到着で、山頂がほぼ正午でした。

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〈たまらん山頂直下のすり鉢斜面〉

ゆっくり昼食のおにぎりを頬張りながら、「時間的にも体力的にも1本登り返しができそう」とたくらみました。迷った末に、山頂からのすり鉢斜面を行きました。12時32分ドロップ。最高のザラメ、自分1人の斜面。斜度がゆるくなってからは雪が浮いてきたので、止まって登り返すことにしました。
けっきょく40分かけて山頂下まで登り返し、あとは下るだけ。13時26分下山開始。山頂下の斜面を尾根沿いに行きましたが、右ターンでこけて1回転。その先も強烈なストップ雪で、安全を考えハの字。
1ヵ所だけ滑ることができましたが、その後、林の中で笹を踏んで絡まり、右足がつかまっておおコケ。
14時37分、無事に車に戻ってまいりました。
合計行動時間6時間。山小屋から山頂まで2時間36分。登り返し40分、下り小屋まで40分強、車まで20分。

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〈余別岳・魅惑の斜面。こちらはシロウトが手を出せる山ではないでしょう〉

滑りが楽しめるかどうかは体力次第! 全山ゲレンデだから、ほかにも滑りたい斜面があるけど、時間と体力が。。
テレマーク的には、今回滑った山頂直下のすり鉢が最適かな。斜度もすごく良くて、雪が良ければもっと下まで落とせる。すり鉢の底に入っていく感じは、何とも言えず気持ちいい。
登ってくる尾根からのドロップは、途中から斜度がついてきてピリピリ緊張する。どこで止まるかが微妙なのが難しい。
余別岳側はもっとすごい。ヘリが迎えに来てくれるならぜひ一度滑ってみたい(^_^)。

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〈国道からは、滑走ラインがど真ん中に見える。写真は去年のもの〉

何となくけじめもつけたし、下山の雪はただただつらかったけど、やっぱりいいわ。
帰りに国道に出たら、山全体がくっきり見えた。あの真ん中を滑ったという満足感がたまらなかった。

GPSトラック。下りはついつい斜面を選んでおりてしまう〉
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備忘録
ハイドレ1.5L、ペットボトル0.5L=2L飲み干した。