テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

新年初ランニングからのテレマークスキー特訓

1月10日(日)
雪のない苫小牧まで出向いて、ランニング90分。
天気予報は晴天。気温も-1℃でおだやかな天気が予想された。
車をマリーナに止めて、90分後に戻る約束をして、息子はチャリで出発。
往路は日差しを浴びながら楽しくラン。終盤は手袋を脱いで走った。
イメージ 1

ちょうど45分で折り返し。ところがすぐに風が出てきた。煙突の煙もけっこう横になびくようになっている。手袋はめて淡々と走ったが、ときどき日差しが隠れるようになってきた。
遠くを見るとさっきまで見えていた樽前山が見えない。雪雲が来ている。
まだ苫小牧の町はハッキリ見えているので、たぶん走りきるまで雪は降らないと思うが、かなりの向かい風になってきた。

さむいです

ゴールが近づくにつれ、強風に。最後は前傾姿勢で走りきり、そのまま車の中に避難した。寒かった。

GPSによると、14.2km。往路と復路のタイムがほとんど同じで、復路のガンバリが光った。(とにかく寒くて早く車に入りたかった)

帰りに女房の誕生日プレゼントを買った。

1月11日(月)
朝からスキーに行くにははばかられる日だったので、午前中少し仕事をして、昼からばんけいスキー場へ。4時間券を買って特訓モードです。

ここから備忘録。
大回りのゆっくりした切り替え動作の中で滑りを確認したかったが、ゲレンデが混んでいてとうていムリ。そこで、イーストに行って小回りの特訓をした。

小回り:
スパッ、スパッと切り替える小回りではなく、横滑りの連続に近い小回りで、深いテレマーク姿勢から足を入れ替える練習。
切り替え時にスキーが重なるので、次の外足を何というか直線的ではなく円を描いて外回りで前に出してくる。前に歩く感じの小回りではなく、両脚同時操作で引き足と同時に外回り前足。
切り替えの後半からは内足乗りを徹底的に意識すること。特に左ターンで内足荷重が抜けないように。
テレマークポジションは、おしりが谷を向くくらいの深さ。逆ひねりを入れて上体はやや谷向きくらいの感覚。

あの30度斜面でスピンせず、連続した切り替えの小回りができた。ただし、回しやすいアイスバーンのうえで、かつすごく疲れる滑り。そこで、コブ生成過程の柔らかい斜面で疲れない小回りに挑戦した。
滑りかたは同じ。ただし、ソフト雪なので横滑りとズレの制御より斜面に合わせたターン弧に神経を使う。また、ストレッチ系の切り替えを使うことで疲労を軽減した。

小回りについては、「こりゃコブいけるな」くらいの調子の良さだった。
イーストは5本以上滑った。

大回り:
その後、オレンジ・センターエリアに戻り、なるべく大回りに挑戦。
まだ、ちょっと不安が残るし、上半身に力が入っている。
また、左ターンで内足荷重が抜けることがある。
深回し小回りのなごりで、特に左ターンでは右腰を前に出すことを意識した。すると、不思議と重心がちゃんと中心に乗るような気がした。

2壁入口からのアイスバーンをあまりぐらつかずに入っていけてるし、ターン弧の制御も少しレベルが上がった気がする。
せっかくだからスラバン等でコブをやってみたが、そんなに甘くはなかった。おまけに石を何回も踏んで、ソールにたくさんのミゾをつけてしまった。(T-T)

すごく疲れたので3時間で上がろうかとも思ったが、意地で滑り続けた。
そうすると最後の数本で、左ターンでも前足のかかと荷重が感じられるようになった。前足のかかと荷重ができているということは、重心は確実に真ん中にあるわけだ。
これは今までにない感じだった。ずっと探ってきた左ターンに、少し答えが見えてきている。

また、クロスオーバーしてから前後の足を入れ替えることが、少しだけだができるようになってきた。どうやら自分は前後の脚の入替のとき、同時操作ができていなかったようだ。ここをもっと磨く必要がありそう。

寒かったので、カメラを出す気にならず。