テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

小樽・春香山(2015-16シーズンBCスキー開始)

1月3日(日)
Oさんを誘って札幌にほど近い小樽・春香山に向かった。
春香とは、里からはるか遠い「はるか」らしい。
雪山ガイドによると山頂まで3時間、初級となっている。
ゆっくり歩いたとはいえ、山頂まで3時間40分かかった。

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ボク単独でも3時間ではムリっぽい気がした。
距離的にも、積丹岳とさほど変わりない往復14km。

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ボクたちが使ったのは、桂岡コースと呼ばれる国道5号線の大きな交差点から左に折れ住宅街を突っ切った先から登るコース。
登山口から林道と登山道を併用して標高700mに建つ山小屋・銀嶺荘まで進むアプローチは、確かに迷いの心配が低い。その面で安心感はある。

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が、ボク的にはアプローチの長い山、という印象だった。少なくても体力的には初級ではないと思う。
ここは、銀嶺荘に泊まって楽しむのがいいように思った。
ちなみに、ボクの体力は標準的だと思うし、ハイクスピードも標準的だと思います。

みなさん気になるのは駐車場の状況でしょうか。
車止めに3台止められます。ボクはさらにその脇に止めようとしましたが、埋まりました(笑)。が、その後ランクルが止めていました。本格4駆ならOKです。
さらに、手前の水道施設の横に3台分の車寄せがあります。
そこをスコップで除雪して駐車しました。
なので、この日は最大7台駐車したはずです。

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歩き出しの川沿いの道は、わき水などで湿っていました。少し標高が上がってくると、雪は少ないものの、歩きやすくなります。

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林道を進んだあと登山道に入り、尾根を山に向かって左側から進み、土場に出ます。ここまで2時間弱。

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土場からは右に進んで標高を上げ、尾根筋に出て進むと、正面に春香山が見えてきます。
春香山は光を浴びて輝いていました。

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ここでテンションが上がりました。歩くスピードもアップ。ちょっと進んでシールのまま下り、先に銀嶺荘が見えてきました。ここまで3時間。

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脇を通ってトレースに沿って山頂を目指します。
山頂へ登っているあいだじゅう、ずっと光がさしていました。

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それはそれは美しい雪景色でした。
山頂は3時間40分ほぼ正午の到着です。

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山頂台地をウロウロして写真を撮ったりしながらOさんを待ちました。
Oさんも到着。そして滑りの準備を始めました。
先にOさんが下り、自分を撮影してくれることに。

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さあ、ドロップします。
その、きわめて残念な動画がこれ。


2016年1月3日 春香山Mt.haruka

切り替え、後ろ足荷重の弱さなどに原因があることがわかりました。
基本的にはテレマーク姿勢に問題があるのでしょうが、次の外足が前に思ったように出ないことが失敗の原因です。
動画を見ながら対策を考えました。切り替えのタイミングをもう少し我慢し、浮き上がって一気に入れ替える。
特にすべり出しで速度がないので、浮き上がりにくいのです。そのことをアタマに入れて、しっかり後ろ脚に乗ってエッジングし、切り替えでスキーの浮きを待って前後入替、後ろ脚に乗る、的なイメージでしょうかね。

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ターンさせてもらえずに銀嶺荘到着。
40分ほど休んで下山しました。

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下山は、来たルートを戻りました。
ただ、土場から下は林道をたどりました(登山道とは尾根をはさんで反対側)。その方がラクで早いと判断したからです。

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〈山で遊ぶご近所の皆さん〉

車に戻って6時間20分。
けっこうな山行きでした。