4月2日(土)
会社が連休だったので、天気のよい土曜に遊んだ。喜茂別岳を予定していたが、喜茂別町の天気予報を見ると曇マークが並んでいる。
晴れてないとイヤだなと思い、念のため小樽の天気予報を見たら快晴マーク。
予報は当日朝も変わらず、札幌は強風にもかかわらず小樽は風なし予報。
これは塩谷丸山しかないぞ、と決めてのんびりスタートした。
JR塩谷駅について登り口まで下見に行くと、途中がうわさ通り高速道路の工事中。
ただ休工日のようなので、工事中の道路に止めさせてもらった。
9:57出発。
10:05スキーをはいて登り口スタート。
前回の記憶があるようなないような。
うっかりちょっと道を間違えたり、尾根に載ってから沢に降りたりムダをしながら沢をつめ、見覚えのある尾根下についた。
ここから急登が続く。汗が出てきた。
もう脱ぐものないし。
無風はいいけど「暑い」とぜいたくな悩み。
疎林の中1時間で小休止し、サツドラで買ったミネラル系のゲルをチューチュー吸うと、にわかに元気回復。
再び上りだした。昨年2月と違い今回は視界バッチリなので、
見通しの利く尾根(といっても少し高いくらい)をたどりそのまま山頂を目指した。
まわりの斜面を見ると山頂に向かって右(スキーヤーから見ると左)がよさそう。
1本目は尾根の左を落とそう。
ノロノロと歩いて、山頂到着。
登り口からだと1時間27分。
奥の展望台に行って写真を撮り、
戻ってさっそく滑りの準備。
「お先に」と皆さんにあいさつして滑り出す。
今日は最高の斜面だ。
しかも、足あとと斜度変化でちょっとバンピーなのに、何とかバランスを保っている。
「尾根からはずれて左に行かなくては」
そこからは疎林で、本当に最高の気分で春山を楽しんだ。
大満足の1本。
テレマークで山に来るようになって、
最も長い距離を気持ちよくターンしながら滑ることができた。
GPSによると標高差120mくらい
「うまくなったじゃないか」
と思った(笑)。
登り返して12時10分。
山頂でセイコマのおにぎりを2つと、新製品のレジ前ごま大福を1つ。
(ごま大福はイマイチ)
少し寒くなってきたので、支度をして12時35分下山した。
くだりはちょっと難しかった。
まず尾根とその右のラインは木が多い。
急斜面の沢に入るころには、雪が浮いてきてターン不能。
ああ、「やっぱりまだまだなんだな」と鼻が折れた。
そう、春スキーはめまぐるしく雪質が変わるのです。
でも、今日は楽しかった。
これまでで最高の滑りができた。
行動時間3時間
登り約1時間30分
下り約20分
で、ようやく表題「秀岳荘」の件。
塩谷丸山・山頂にたどり着くとスノーシューの先行者が2名見えた。
「秀岳荘(札幌にある山の店)の方ですか」
ご夫婦と思われるそのカップルから声をかけられる。
「えっ」とオイラ。
「秀岳荘のマークつけているから」
「社員ではありませんよ。これは秀岳荘でスキーを買うともらえるんです」
「スキーをとめるものですね。いやぁ、
てっきり秀岳荘の方が見回りしているのかと思いました」
驚きました。
たぶん、最近山を始めたばかりの方なのでしょう。
このお二人にとって、秀岳荘というショップはそれほどに信頼感がある、
ということですよね。
「自分たちを見守ってくれる」とお客側が思えるショップって、すごくないですか。
秀岳荘の強みは、そこにあるようです。
ちなみにオイラ、ブランド・ロイヤリティーはまあまああるほうです。
秀岳荘、パドルクラブを見比べて買います。
おいおい、それってただの価格比較じゃね(笑)