テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

ニセコ・チセヌプリ、いちばん盛り上がったのは下山後のスキー話(笑)

チセヌプリをニセコパノラマラインからハイク予定の方へ
正面斜面真ん中に亀裂があります。ご注意を!

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ニセコビュープラザ付近から見る左からシャクナゲ、チセヌプリの山頂〉

5月5日(火)
こどもの日、オイラの日だね。
前日の雨で斜面がいい状態が予想された。天気もよく、ニセコ方面はやや風が強い程度。
本当は暑寒別に向かいたかったが強風予報が出ていて、あきらめた。

ゴールデンウィークのわりに道路は流れ、中山峠・真狩経由で取りつきの駐車場まで2時間ちょっとで着いた。
車を降りると予想以上に寒い!が、天気よし。

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〈向かって左の斜面を行く予定〉

ささっと準備して登りはじめる。
足が重い。うーん、昨日の野良仕事の疲れか、はたまた3日の疲れか??
なぁんて考えているうちに汗が出て、カラダの重さは消えてくれたんだけど、
登りが急!ビビリな自分は急斜の登りが得意ではない。
直登できなくなったのでジグを切り始めるが、左キックターンが一発でいかない。
左足に問題もあるので、しょうがない面もあるが工夫が必要。
ビビリながらも高度を上げていくと、斜面のど真ん中に亀裂を発見!
幅はさほどないがど真ん中だけにどうやっても気になる。
今年はとにかく亀裂が多いように思う。斜度変化のところにできるので、斜度の目安にはなるが、ちょっとなぁ。
風も強くなってきて、三点支持していないと風であおられ、転げ落ちそう。
ビビリながらも下を見ずにようやく急斜を登り終え、思い切りブッシュの出た山頂が見えてきた。

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〈チセヌプリ山頂から手前のシャクナゲと奥の目国内を望む〉

雪の着いているところまでスキーで登り、夏道を見つけて山頂へ。
山頂は誰もいなかったがすぐ下の雪面ではツェルトを張ろうとしている2人が。練習かなあ。
この段階ではほかの斜面に滑り降りて登り返すつもりだったが、斜度や雪の状態がわからない。ブッシュが出ているのでスキーでグルッと回るのも歩いて回るのも疲れそう。
風はどんどん強くなり、空は気がつけば曇天。テンション低下。
スキーのdepo地点に戻り、後から登ってきた方と少し話す。

風はいよいよ強くこの1本でやめようと決めて滑ることにした。
雪はやや沈む雪だが滑りは悪くない。滑る斜面を確かめてからターンに入る。そして2ターン目、
「あれっ、ビンディングをスキーモードにするのを忘れてる」
左内足に力を伝えられずお子ちゃまのような地味な転倒。
ビンディングはスキーモードに直せばいいが、気持ちは簡単に直らない。
そこから滑り出すも斜度が急なので横滑りモード。おまけに亀裂がある。
それでも少しターンらしくなったところで亀裂発見。
回避して気持ちを入れ直そうとしたが、プッツンしてしまった。
気持ちが入らないまま滑り降りて、見上げる。
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〈画像の上部やや左に亀裂が見える〉

最後の小丘からは気持ちよく終えるためにがんばってテレマークターンした。

気持ちのモヤモヤの原因は、天気も斜度も風もビンディングのミスもあるが、いちばんは斜面真ん中の亀裂だ。
あれのせいで滑りが全部影響を受けた。

駐車場に戻って着替えをしていたら、山頂で話した方も下りてきた。じょうずだなぁ。
着替えもそこそこにここからスキー話。
新幹線で本州のスキー場へ行くだの、
佐々木大輔の利尻大滑走はすごかっただの
秀岳荘はお買い得だの
K2はいいねだの
パドルはアドバイスくれるだの。
ま、要するに欲求不満が残ったまま下山したおっさんスキーヤー2人が、
与太話でスッキリしようという。
じっさい、スッキリした。


寒いので社内でおにぎり食べてコーヒー入れて飲んで、バナナ食って帰ってきました。
登り:山頂まで55分。

あと1回くらい行けるかなぁ。