テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

塩谷丸山 初登頂&シーズン初.光るパウダー

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2月11日(水)
小樽市民の山という塩谷丸山に行ってきた。
息子が前回行けなかったニセコに行きたいというので準備して(パウダー度80とかでかなりよかったと思われる)、朝起きてこない。そんで、ゆっくり目にスタートして小樽を目指した。
JR塩谷駅そばの駐車場には車が数台。札幌はごく薄かったが小樽はまあまあ降った模様で、期待が高まる。

9時11分 駐車場出発。スキーを担いで。
除雪最終点まで約1km、20分。ここでスキーを装着し、林に入っていく。右手に植林のカラマツを見ながら静かな森を進む。

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1km程度は平坦な登りなのだが、その先がガッツリ斜度が上がる。踏みあとがしっかり着いており、登りやすいなと思っていたら、斜度が上がるとシールが滑るようになる。べた雪でシールの裏に雪が着いているか? シールが効かない模様。
汗が止まらなくなってきた。いかんよ、こんなに汗をかいちゃ。化繊ダウンを脱いで長袖Tシャツとハードシェルだけで登ったが、みけんから汗が垂れるサングラスが曇る。

いやぁ、シーズン初シール登坂は汗がでるんだよなぁ。

1時間で標高260mくらい。意外と登ってないな。山頂までやはり2時間半か。
汗拭きタイムで小休止。
そこからさらに斜度が上がった気がする。

1時間半ほどで開けた斜面に出る。眼下は若干雪が舞っているようだが、ここは青空が広がってきた。
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相変わらず汗が噴くが、塩谷の海が見えてきた。GPSを読み違えていて、あと標高で100m上げなきゃ行けないのかぁ、なんて思っていたら、山頂下に着いた。
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全行程、ほとんど風がなかったが、さすがに山頂だけは風があった。
11時8分 山頂。2時間かかんなかった。どうやら飛ばしすぎたようだ。

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ホカホカしているので山頂で写真撮ったりしていたら冷えてきた。シールをはがして滑る準備を整え、山頂下までいったん下りて休もうかと思ったけど、そんなに疲れてないのですぐに滑ることにした。

11時25分 滑走開始。先に山頂にいた方が、「直下の急斜面は弱層テストの結果40cmくらいで切れた」と教えてくださった。ありがとうございます。どっちにしても急斜面を滑るつもりはなかった。
山頂からの斜面はひざ下ほどの新雪先行者が5人ほどいたが、面ツルを選ぶことができるステキなパウダー斜面だった。
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やっぱり今日は当たりだ。

斜面がキラリと光る。
雪は結晶化した少し重いパウダーだが、滑りに支障はなかった。
スキーが雪面を切るときに「シュー」っと音を立てる、オイラの好きな雪だった。
テレマーク向きの中急斜面をヘタな小回りで気持ちよく下りることができた。

初丸山だしシーズン初だし、慎重にピストンで下りていった。密林に入ってからは残念ながらまだターンできないが、登り返しが全くないのでラク。そのまま除雪終点まで降りて、めんどうだから車道も途中まで滑って、最後の200mちょっとだけスキーを外した。

11時52分 駐車場到着。下りは30分弱。行動時間2時間40分。
雪もよかったし、また来たいな。海が見える山が好きだ。

それにしても滑っている人みんな上手だったな。
今度の土日はしごと。
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登りも下りもほぼ同じというトラックログでした。