テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

ブーツ・ウォークモード時の練習をした方がよさそう@塩谷丸山

5日目:3月20日(月)

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春分の日らしいです。
数日続いた快晴の最後の日らしいです。

ゲレンデ練習で自信がついたので、今日は山。近所です。
8時に家を出て小樽の塩谷駅近くに車を止め、8時50分から歩き始めました。
すっかり春らしい。道路から雪は消え、路肩にはまだけっこうな雪が積もっています。
気温は8℃まで上がるらしい。少し早めに滑らないと、沈む雪やらストップ雪やらでひどいことになってしまうので、ま、ぎりぎりの出発時間です。
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今回は早めに沢を渡り、向こう側の尾根を登ってみました。登りはこちらの方が登りやすいかなと思いますが、密林なので、くだりはボクには絶対滑れない。

松の木がある平場で向こうの尾根からの道と出会い、急坂をハフハフいいながら登ります。この急坂もパウダーシーズン以外はボクのスキルでは楽しめません。
なので、塩谷丸山はひたすら山頂直下の疎林を楽しむかたちになります。

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へーコラしながら急斜面を登り切り、そこから滑る予定の疎林に向けて低い尾根を超えました。
超えた先はびっくり(゜Д゜)
ノートラックです。
わかっていたら来なかったのに。自分が滑る斜面に登り跡をつけてしまう・・・。
しょうがなく、なるべくじゃまにならないように木と木を結ぶ直線を歩くようにしました。

もう一つ問題。雪が若干モナカ気味なのです。イヤな沈み方をする。うまく滑れるか3割くらい自信なし。

山頂が近づくにつれ、雪は飛ばされてなくなり、シュカブラも。
それにしても快晴で最高の天気です。
山頂からは、積丹の山々、湾をはさんで向かい合う暑寒の山々、そして、独立峰・羊蹄山、さらに余市岳までハッキリ。
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持参したヨーカンを食べて、あまり休まずに滑りはじめました。
けっこういい感じで滑れています。乗ってきて木の間を快適にターン。
ハッピーでした。

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登り返そうか、このまま下山するか悩みましたが、登り返しました。
が、この判断は間違いでした。
シーズン最初の山行きなのだから、素直に1本で降りれば良かった。
2本目は散々でした。

が、コケてもただでは起きません。
原因のひとつは疲れによる前乗り。
もう一つはウオークモードによるバランス悪化。
二つ重なって最低の滑りになったのです。

それなら、ゲレンデでウオークモードでの練習をしたらいいのではないか。
ブーツをスキーモードに戻し忘れる経験は何度もあります。
戻し忘れをなくすより、ウオークモードでのバランス確保を練習したほうが良いのではないか、というのが気づきです。

先日のアイスばんけいでは、ウオークモードでのバランス確保が非常に難しかった。山と同じ状態でした。
疲れてからウオークモードで滑ると、けっこうシミュレーションできる気がする。

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ま、そんなこともありますが、
この滑りの写真は最高の1枚です。

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装備についての補足 3月22日
  • 山で初投入したサングラス
  • ワコールのドライアンダーウェア「BROS」
  • 電池切れしたGPSガーミン
  • 雪がこびりついたシール
  • 完全防水グローブ「テムレス」

オークリーのフレームに偏光レンズの遠近両用サングラス。
快晴に恵まれ、サングラスのチェックとしては最高の1日でした。
購入ブログはこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/maruhenyasu/40556271.html
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で反射率90%以上とも言われる雪山でのレビューは、☆☆☆☆☆でした。
まったくかけていることを意識することなく、まぶしさをなくしてくれる。
しかも眼球が熱くなるような雪目障害も起きなかった。

具合が良かったので、滑りのときもゴーグルを装着せず、サングラスのまま滑った。
転倒したら吹っ飛ぶかと思ったけど、ヘルメットでメガネのつるを上から押さえるかたちになるので、あまり心配はなさそう。ただしパウダーのときは要注意だろう。

ワコールのドライアンダーウェア「BROS」
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BROS インナーシャツ 【DRY EKSLIVE】
BROSのノースリーブにモンベルの薄手長袖Tシャツで登ったのだが、
汗がたまらない。
なので、山頂で強風にさらされても心臓から冷えるような汗冷えがない。
たいへんよろしい。

頭からは汗が噴き出したが、体はあまり汗をかかなかったのかな、とも思ったが、パンツの下は汗ばんでいたので、やはり汗が衣類を濡らす前に放湿されるようだ。
たぶん、原理はミレーの鎖かたびらみたいなアンダーウェアと同じで、
凸凹の生地が通気を促すのだろう。
それでいてお値段は1360円とかだから、ユニクロの高いヤツとさほど変わらん。
ミレーと比べれば1/4くらいか。
非常に価値があると思います。
Amazonで売ってます。

電池切れしたGPSガーミン
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行く前にバッテリーチェックしたのだけれど、
1年間入れっぱなしのバッテリーはやっぱりダメだね。
気がついたらシャットダウンしていた。
スマホGPSも作動させていたから問題はないのだけれど、
やはりうかつでしたね。

雪がこびりついたシール
途中からシールに雪がこびりついた。
テールを雪面にたたきつければ落ちるけれど、
これも準備不足。おまけにワックスも置いてきたので打つ手なし。
家でシールにワックスを塗っておくべきだった。

こういう小さなミスが重なると大きなミスにつながりかねない。
大転倒も同様に反省材料。
自戒します。

完全防水グローブ「テムレス」
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青い稲妻、テムレスはいいですね。シールをはがしたり、装着したり、雪を触る機会が多いバックカントリースキーにおいて、これほどいいグローブはないと思います。特に春スキー。そして意外にも素晴らしいのが指先感覚。ファスナーつかめるし、ベルクロはがせるし、スゴいよ。
シールは注意しないとベッタリグローブにくっついちゃうけど、そこだけ注意点。軽いので、登り用、下り用のほかの予備として持ってもいい。

ちなみにオイラは、この冬の除雪、寒い時期のチャリにも使っております。