2月21日(日)
前日からあまり天気が期待できない予報。雪が降ったら手稲ネオパラ、降らなかったら中山峠を越えて少し遠出、荒天なら山行き中止かなと予定を立てた。朝起きたら久しぶりに雪が積もっている。重たい雪。
1時間ほど雪かきをして朝食をいただき、家を出たのは10時過ぎ。用事を足して登山口に向かうが、迷った。ここは登山口につくまでがなかなか緊張する(笑)。
車が置けなければ手稲・千尺に行こうと思っていたが、1台止められた。とてもラッキー。
先行者はスキーとスノーシュー。天気は曇天でときおり雪。
雪質は湿雪から上新粉のような重い雪。積雪量は登山口で30cm程度。
〈登山口はこのくらい〉
登山口から尾根を超えるまでは本当に風がない。冬の風はほとんど入ってこないようだ。
いつもより少し遅めのスピードで徐々に標高を上げる。
滑る斜面をキョロキョロ品定めしながら。
林道交差を2ヵ所過ぎ、沢地形をつめて左の斜面へ。今日は第3斜面で最も長いラインを滑ると決めた。
尾根を超えて第2斜面に向かって左からアプローチするが、ここでトレースがスノーシューが下、スキーが上に別れた。ちょっと悩んだがスキーのトレースに入った。しかしスキーのトレースは斜面を登り切る勢いでどんどん上がっている。途中でトレースをはずれ、ラッセルをはじめた。
雪質は上新粉と小麦粉の中間くらいになってきた。そしてこの斜面は雪が深い!!
上を見上げながら歩いていると、オイラでも滑れそうな疎林のラインがある。
帰りはここで斜面を登ることに決めた。
けっきょく登りすぎて少し下りながら第2斜面に近づく。といっても下りラッセル状態。
第2斜面が見えてきた。なんと12時を過ぎてノートラック!
がんばろうと決めた。が、ここからは再びスノーシューのトレースで、スキーではちょっとキツイ。苦戦しながら第2斜面のtopに到着。今回もネオパラ山頂へは寄らない。
〈第2斜面から札幌がうすーく見える〉
さあ、ファーストトラックだと思ったら斜面下で歓声が上がった。ボーダー数名が滑り込んだのだ。
彼らが悪いわけではないが、いちどトラックをもらったと思った直後の歓声で、ものすごくテンションが下がった。
そのまま滑り出して、とてもつまらない1本になってしまった。
しかも斜度変化でごろんと転倒。
もう下山しようかと思ったけど、なんか自分がダサすぎるので、細尾根のラインを滑ることに決めて登り返した。
林の中をスタートしたがスキーが動かなくてこける。
今日のオイラはまったく気持ちで負けてしまった。
下山コースの途中で、例の斜面で再びシールをつけて登る。登り切ってみたら、広くおだやかな斜面が広がっていた。そっちはおもしろそうでもないので、さっそくツリーラン。
ここは気持ちよくターンして、満足だった。
あと滑れるのは第3斜面と林道からのドロップの2ヵ所。
第3斜面は予想通り食われていたが、気にせず一気に沢まで下りた。大きな斜度変化はアルペンターンで切り抜けたので、こけなかった。
〈ここ滑れてうれしい!〉
雪は徐々に湿雪に。けっこう滑りにくい。
曇天で斜面がよく見えない。
ダラダラと林の中を滑っていたら、凸に気がつかずに体が前に吹っ飛ぶ。そのときに右手親指をスキーのトップにぶつけて軽い突き指に。トホホ。
最後の斜面は前回ほどではないけどまあまあ楽しめた。
林道を下って無事下山!
〈市民の森だね〉
出発:10時45分、到着13時56分、総行動時間3時間11分
沿面距離8.3km
今日も楽しかったです。
なんだかんだ、山に行くとパウダーを当てている今年。
〈息子はもう滑らないっぽいのでようやく自分のものになった赤いGIRO〉