10年くらい前に購入した紺ブレがかなり傷んできて、去年から買換のタイミングをみていた。
去年のネットショッピングのサマーセールで出ているのを見つけて、かなり悩んだけど購入を見送った。
今年は春から探しているが見つからず。
ネットショッピングにも見つからず。
腹を決めて、今日、札幌のショップに行ってみた。
じつはブルックスブラザーズに行く前に、BEAMSをのぞいた。
似た感じの生地で、ほぼ近い色があったです。
肩パットが薄くて、流行のシルエットでかっこいい。
けれどちょっとかちっとした感じもほしかったので、見送ったのでした。
ブルックスブラザーズに売ってなければBEAMSもありだなと思いながら。
ブルックスの店内をひととおり回る。
やはりないっぽい。
いつ買ったのかすら忘れている今の紺ブレは、
ウールにモヘヤが混じったホップサックという目の粗い紺ブレで、貝ボタン・センターベント・パッチポケットという仕様。
夏用で裏地は抜いてあるが、不思議と桜が咲く前の4月から着ても悪くはない。
秋は10月まで着ている。
夏は着ないが手に持っている。
出張ではバックパックに丸めて突っ込む。
しわにならない、生地が強い、使い回しが良い（スラックスも綿パンもOK）、色合わせ・ズボンあわせを考える必要がほぼほぼない。
こんな便利な紺ブレです。
たぶん、一年を通じて着ている時間がいちばん長いジャケットだと思う。
去年、明るめのスリーシーズン紺ブレを買った。夏が短い北海道だから、こちらの方が多く長く着ると思ったし、ホップサックの替わりになるかと思った。
が、ネイビー色がちょっと明るいことで、ネクタイが少しだけあわせにくい。完璧なコーディネートが存在する一方で、ちょっとだけ外した感じのコーディネートになることがある。
一方ホップサックは、完璧なコーディネートは見つからないが、どのネクタイでも、どのワイシャツでも合う。金ボタンじゃないので机に触れてもカシャカシャ言わない。濃紺なのでズボンが綿パンでもネクタイを締めればかなりちゃんとした感じになる。
ただ、購入するときはすごく迷いました。
というか店員さんに「1着持っていたら絶対に使える」と説得されて買ったようなもんです。
アウトレットで6万5千円とかした記憶が残っている。自分の中では高価だった。
この紺ブレが好き、というよりメチャ使えるヤツというのがボクの気持ち。
話は今日のショップに戻りますね。
店員さんが、「オーダーする手もあります」とおっしゃる。
店員さんが調べたら、生地はあるという。
『きたよ、そんな高いもの買えるわけないじゃん』
と内心思ってまったく乗り気のしない返事をしていたが、
何とお値段は今の紺ブレと変わらず。しかもセール期間で30% offという。
これで気持ちは180度転回し、「頼みます」となった。
いやぁ、紺ブレオーダーしちゃうよ。
いっちょ前になった錯覚がするよ。
で、型なんだけど、絞りのないボックスタイプの今の紺ブレに近い型にもできるそうだが、今の型は少し細身に変わっており、そっちでお願いすることにした。
サイズは38shortから36shortにダウン。これはブルックスブラザーズの型が変わったため。ただし着丈は2cm長い。ちょっと長いなと感じたけれど、店員さんがそのほうがシルエットがいいというので素直にしたがった。
3つボタン、7mmステッチ、胸ポケットは名前を忘れたがパッチじゃないヤツ、腰ポケットはフラップつきのパッチにしたが、フラップなしに変更してもらおうかと悩んでいる。センターベント。
結果、お店で最初に着た紺ブレと型はまったく同じ、ボタンが金ボタンから貝ボタンに変わるだけ。
今と同じホップサック生地で、店にあった紺ブレと同じ型だとわかっているのに
待ち遠しい。ワクワクする。
8月1日仕立て上がり。
