ばんけい峠チャレンジ、ヘタレ・まるへん・ガンバル。

ばんけい峠、チャレンジしてきました。どのくらいの時間がかかるのか、一応の目安を出すため、出発時間をチェック。10:35過ぎの出発です。
わが家から峠を越えてスキー場まではインターネットマップで4.5kmしかありません。家を出て大きな道路まで一気に下れば、すぐに上りが待っています。まず体を温めようと考えてがんばったのですが、西区から通称藻岩山麓通りに入り、ここで初期バテ。
セイコーマートからの荒井山前の坂は最初の関門でした。けっこうきつい。上りきったところで思わず休息。そしてほんの少し下ってから、峠の手前にあるお寺を目指して上ります。ギアはもっとも軽い組み合わせ。ただひたすらこぐ・こぐ・こぐ。心肺機能が足りなく、頭が少しボーとなってお寺前に到着。灯籠の足下に座り、持ってきたお菓子を食べました。
空腹と上がった息も収まり、約5分の休息の後、最後の坂を上ります。なぜかもうあまりつらくありません。峠の道路標識を超えると空気のにおいが変わりました。秋のにおい。「ああ、ばんけいはいいな」と思いながら一気にダウンヒル。
ところが下り始めてすぐ顔に冷たいものが・・。あらら、雨です。それもバシバシきはじめた。何せ家から近いものだから雨具を用意してきませんでした。無念。スキー場でのんびり休んだり遊んだりしようと企んでいたのに、ブレーキをかけてＵターン、再び上りです。土砂降りになる前に帰りたかったので、ヒルクライムは達成したものの目的地には届かず、撤収です。
宮の森への下りはかなりの雨の中でした。宮の森シャンツェからの合流点を過ぎて、少し小降りになってきましたが、このまま来た道を帰るのはつまらないし疲れるので、少し上って大倉山に抜けました。札幌の一大観光地・大倉山シャンツェから西区側に下りる道は、わが家への近道につながっています。一気に下って帰宅。
わが家からばんけいの折り返し地点までが休憩も入れて35分ちょっと。帰宅は出発から1時間後でした。
ヘタレくんとしてはきつい峠ですが、今度は手稲山に上ってみようかな、などと欲張りな考えも出てきました。まずはどのくらいの距離があるのか測ってから。1日200kmとか走る人たちは本当にすごいと思いました。また峠下のお寺に着く前に「こんなんじゃとても支笏湖まで走るのは無理だな」と非力を知りましたとさ。
でも、次もがんばりまっす。

追伸：いま調べたら手稲のロープウェイ下まで17.6kmと出ました。国道からは9km。9キロずっと上りか・・・。

灯籠の前で。写真に工夫を加える余裕がない。
雨が降ってきた。すでに帰路についている。
大倉山シャンツェの前で。ここは観光バス寄せで、自転車は入れないんだとか。即退散。