テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

コブで信頼できる用具

コブに入るとき、ボクが頼りにしているのはこれまでの練習とスキー板の性能です。最近思うのですが、HEADのカービング板がなければコブも上達スピードはもっと遅かっただろうと。

バンクにせよ直線的ラインにせよ、切り替え・そしてコブの裏をとらえる動きは、程度は異なりますが怖いです。それをできるのは、スキーのトップから入ればサイドカーブがターンを作ってくれるという信頼感があるからです。多少の思い込みも含め、そういう信頼というか安心感がカービングスキーにはあります。

ボクはカービングスキーに頼ってコブを滑っています

ところで、
コブが深くなると、ストックがコブに引っかかります。身長175cmでストックが117cm。長いことは確かなので、切りたいと思っていましたが、最近、コブに引っかかるのが左だけということに気がつきました。さらに先日の国際・スイングコースで、左ストックはリングを引きずってようやく前に出しているのに、右はとくに苦労していないこと、その右手は握りが鉄棒を握る状態、つまり横になっていることに気がつきました。左はタテに握っている。

長さの問題もありますが、どうやら左手の握りが悪いようです。左右ともに鉄棒握りのように使わないときは横に構えておけば、タイミングが遅れることもありません。

そう気がついたのでやっぱ切るのやめようかな。

ウェア類
ウェア(上)は何もありませんが、ポケットに入れたサイフ類をちゃんと納めておかなければ、吸収時にぶつかります。リフト券を買ったあと、よくサイフのポジションを直します。
ボトム(下)はけっこう大切かも。最初はサスペンダーでつっていましたが、数コブ行くとパチンと外れる。いまは腰の位置でベルトをしています。やや下げ気味ではくのがいい。股上がじゃまかなと心配になりますが、大丈夫です。わたりが広く長めで、吸収時に突っぱらなのが何よりです。
去年は春スキーでレインウエアを使いましたが、ひざが突っぱったりしてあまり良くないのでやめました。
アンダーはおこちゃま時代からタイツ。ジャージはどうもなじみません。今年の春スキーはタイツをやめて七分丈のジャージに長いソックスで滑っています。汗をかいてもジャージが突っぱるだけで滑りに影響はありません。ボトムウェアの両サイドにファスナーがついていて、去年の春は開けていましたが、今年はそのまま。


用具ではありませんが、
ズラシ、バンク、直線的ラインの3パターンの滑りを持つことで、対応力がすごく高まりました

ズラシだけのころは、今日はよくても翌日はダメ。滑れるようになったのにダメなコブが多すぎ。そんな感じでした。
バンクができるようになるとカバー率がとても高まりました。とくにハイシーズンはかなりいける。ただし、ショートピッチで深いモーグル系のコブはやっぱり苦手でした。ブログの過去記事にあるとおりです。
直線的ラインができるようになると、それも対応できそうです。
あとは使い分け、そして動きをよくしていくこと。滑りの安定感だと思っています。

今年はコブのための整地トレーニングも含めると、2/3以上はコブのための滑りでした。というかすべてかもしれません。いつも頭の中にはコブがありました。
朝いち、ピステンがかかった斜面をよそに、その境目の凸斜面を滑っていたり。整地でのトレーニングは本当に役に立ちました