この先行動作

アルペンスキーWCの撮影を行っている田中慎一郎さんという写真家がいる。
この方のブログに、日本のトップスラローマー・佐々木明氏の今シーズン初上位の滑りが載っている。勝手に拝借しました。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shinichiro/article/207
このゲームはJCOMで（確かライブで）見ていたので、アキラの滑りがどうだったか、シロウトなりに覚えている。リスクを抑えながらしなやかな動き。タイムはいつものように緩斜面がダメだったが、それまではかなりいいタイムだった。もちろん滑り終えてラップ。しばらくお立ち台にいた。

でこの写真。あまりかっこいいとは思えないが、切り替えに入ったすごくいい瞬間だと思う。上体は強烈な先行動作。その結果、腰もすでに回っている。フリースキーでも同じ作業が必要になると思う。

アキラはコブがメチャメチャうまいそうだ。与えられたラインのなかで滑り降りるという意味で、スラロームとかなり共通するらしい。
とはいえ、一般にスラローマーはスキーを壊す心配などがあり、不整地はあまり行かないそうだ。そこがスキークロスにも挑戦しちゃおうというアキラならではなのか。

ちなみに優勝したヘルブストの滑りも。こうして見比べると、けっこう違う。視線の先、上半身のひねり角度とかぶり角度、腰の向きと高さ、両膝の位置、そしてスキーのたわみ。