テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

1月5日・6日 ban.Kで子どもを教える(正しいレッスンかどうかは不明)

小学5年、6年になった子に言葉でスキーを教える。技術を教えるのはわが子の場合、5年生からだと実感した。それもかなり困難だが。

まず大回りのビデオ撮影。帰ってきてからが本格的レッスンの始まり。ビデオを見ながら問題点を指摘する。ビデオを見れば本人も問題がわかる。そうすると子供たちから質問が飛んでくる。それに丁寧に(自分の場合ここが難しいのだが)答える。

長女の場合、大回りとは長い斜滑降を入れた中まわりだと思っていたらしい。その誤解を正し、大回りの意味を説明する。「ターンし続けるんだよ。斜滑降じゃなくてね」
これで納得したらしい。
主な問題は、あとはスピード不足だけ。

息子の場合、外向してしまう点、内倒する点が課題だったが、スクールで腰を回すことを教わり、理解したらしい。腰がしっかりまわるようになった滑りは、な、な、なんと・・・内足スキー。それはダメだと言ったら、再び外向に戻ってしまった。そこで「じつによくなった。あとは肩を水平にすればよい」的な表現に変更。じっさい、あんな内足スキーは俺にはできない。ある意味すごい!!
この後もかなりやりとりがあって、意図は伝わった。修正後の滑りは胸から上が外側に傾いた不格好なものになったが、しかし、腰を回しながら滑れるようになったので、スピードが出てターンが下に落とされることがなくなった。これで滑り込めば、たぶんいいと思う。

それにしても。この教え方でいいのだろうか??? 教えてる本人はぜんぜん自信なし。

娘にはコブも教えた。これだけは自信がある。なんたってへたっピが教えるから、滑れない人の悩みが痛いほどわかる。少し教えたら、「モーグルバーン行ってもいいよ」と言い出したから、効果はあったのだろう。
早い話、怖いのだ。ただそれだけ。「怖いのは、斜面のせいではなくキミの技術が心もとないからでしょ。ゆっくり、滑りやすいところをコブの頂点で止まりながら降りてこよう」
エライ。さすがパパ。誰も褒めてくれないから自画自賛する。