テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

スキー徒然草 1

アルペンスキーテレマークスキーを滑りながら、思いつくままにスキーのキモを書き留めていきたい。

コブや急斜面を滑ろうとしたら、スキーを直滑降から斜滑降方向へスイングさせながらズラして制動をかけ、切替では圧をのみ込むようにひざを曲げて再びスイングに入る。
この時とても大切なのが、ズラす過程でスキーといっしょにまわりがちな腰を回しすぎず、スキーだけを横に振っていく(スイングさせる)動作だ。
回ろうとする腰を止めて、股関節にひねりが生まれる。さらにスキーを横にすると腰が回るのでウエストもひねる。するとウエストから上の半身は谷に正対し、腰は少しターン方向を向き、スキーは横を向く。この時上半身はわりと自由に動くようになる。

もっとわかりやすいのがテレマークだ。
テレマークポジションを取った足、例えば右足を前に出せば、右の腰も前に出る。アルペンと違い、最初から腰がターン方向を向くのだ。
しかし、このままでは左回りにスピンしてしまう。そこで右の腰を前に出しながら、ウエストを逆にひねる。その動きは右肩を後ろやや下に引き下げるようになる。これは、アルペンでいうアンギュレーションそのものだ。

人間は、大腿部付け根から胸までの胴体部分をひねったりしてここの筋肉を刺激すると、快感が走るようにプログラムされているのだそうだ。
スキーは骨盤まわりとウエストまわりでひねりを多用する。
だからスキーは難しくもあり楽しくもある。


イメージ 1


イメージ 2
最初の切り抜きはコブ滑りのように見える。
が、じつは2つめの切り抜きにちょっと足元を追加しただけ。じつはテレマークである。




ターンは結果であって、目的は安全に落下するための姿勢をつくること。丸いターンにこだわるとスキーはうまくならない、とボクは考えている。