テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

伸びどき

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1月10日 子供は成長期
息子の大回りはどんどん良くなっている。コーチも合っているらしく、滑走量に比例して伸びている感じだ。小回りもかっこが良くなってきている。あとは膝の角度かな。筋力がないからもう少し大きくなるまでは今のままかな。

次女。こいつはよくわからんのだが、これまでは結果として弟と同じレベルはクリアしている。コーチに悪い点の修正方法を尋ねたようだし、何をやらなければいけないかはわかっているらしい。そう、おまえはスピードがないんだよ!!

父。スラバン4本、モーグルとスーパーイースト1本ずつの合計6本が非常にこたえた。右足太もも四頭筋がすごく久しぶりにつりそうになった。これは修正すべき問題だが、プチ開眼は確かに小さく開眼していたようだ。

この日は今シーズン初のコブ練。シーズン9日目にしてようやく後傾が直った感じ。
スラバンは整地した斜面の端っこに1本のライン。1本目。スピードオーバーで転倒。やっぱヘルメットかぶってくれば良かった。
でも深く大きなミゾに向かってトップから入ることができている点はいい。じゃどこでスピード落とすの? リフト上でそんなことを考えていた。
答えが出たわけではないけれど、全体に抑え気味に、かつ、切り替えで飛ばされるとキツイのでしっかり押さえること、そしてやばいときはズラシを入れること。「ゆっくりゆっくり、じっくりじっくり」と自分に言い聞かす。

2本目。同じ場所で破綻。その前のコブで振られてから大きな落差に入るため、制御できないようだ。次はここでズラシだな。

3本目。自己満足的にはいい感じだった。中間ではかなりいい感じの吸収動作も入り、切り替えで去年より圧倒的にゆとりを持っている。左ストックの付き方のまずさやコース取りも見えていて、滑りながら修正しようとしている。このゆとりはすべて切り替えの先行動作から来ている。昨年のターン・斜行・ターンではなく、ターン・先行動作・ターンに変わり、かつ雪面に逆らわずに重心を移動することで、視線が安定し、上半身がぶれず、谷回りが改善する。スピードも昨年より速い。
しかし、肉体的にはかなりきつい。滑っている間にも「背筋がつらいなあ」とか思っていたくらいだから。肉体改良と体の使い方の改良が必要。

4本目は午後から。コブを滑っている人はほとんどいないのだが、やはり午前中より掘れてきた。掘れたことで受けの部分が高くなり、スピードは落としやすくなったが、筋力も落ちており衝撃吸収が厳しかった。ややズラシが増える。

上半身が先行動作でフォールラインを向いていると、スキーがコブに向けてトップから入っても突き刺さることなく足元に帰ってくる。このひねりというか回旋運動がポイントだと思う。コブに与えられたラインによって振られる動きを、一部は上半身の旋回力に変換し、残りを次のターンに投入するとものすごいスピード。切り替え前後でずらせば制御。山まわりで切れ上がって制御しようとして、危うくコブにトップを突き刺しそうになったことが2回ほどあった。その瞬間は視線がフォールラインに向いているのでほんとうにヤバかったかどうかはわからないのだが・・・。

3壁のコブも何本か滑ったが、雪面の状況が滑りやすかったこともあって、肉体的に楽だった。ここでもコブのミゾに合わせてスキーを落とすのではなくトップからいれることでスキーが旋回するバンクを作れた。このバンク滑りは昨年はできなかったはずだ。

14時過ぎからまた山頂に登ってしまった(6日にも登った)。登りはじめてすぐに太ももがつりそうになる・・・。でも雪がしまっていて歩きやすかったので救われた。山頂に着いたらこんどはおなかがゴロゴロ・・・。「ヤベ。誰もいないとはいえ山頂でビッグ・ベンか」とか頭をよぎったが、何とか治まりウエストハウスにおりた。

スクールが終わった子たちといっしょに滑る気力がなく、ハウスで待っている間にゆっくりtoilet。

写真は三菱山山頂から。最後は石段をよじ登るのだが、しゃば僧な自分はスキーを置いて登る。こんどはメットかぶって来て、帰りに少しだけ雑木の中を滑りたいと思っている。斜滑降ではなく・・。