テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

2人の連続写真 atコブ・いいサンプル

息子が相変わらずモーグルコースを滑りこなせない。
モーグルコース横にできるバンクラインも同じ。
(深雪時の切り替えがうまくいかない現象も同じと見ている)

なぜ滑れないか?
じつに興味深い試験体だ。

キロロのビデオを見てもバンク滑りはかなりいいのだが、よく見ると山まわりはズラしている。
切り替え後にスキーをはやく回しすぎてコブの底に落ちる前にスキーが横を向くからだ。
コブのウラに入る前に、スキーはフォールラインを過ぎて山まわりに入っているのだ。

ではどうしたらよいか?

  1. 切り替え後にスキーを回さず体を回しながらコブのウラに入る。体が回った結果スキーがあとから回ってくるという現象を体で覚える。これは中緩斜面のコブでやる。モーグルコースなどでは怖くてできない。
  2. コブのウラに入るとき、スキーをまっすぐフォールラインに入れる。
  3. コブの底に落ちたときに、テールを押し出し減速するが、カラダがスキーから遅れないようについていく(スキーについていくことが優先されるため最初はスピード制御が十分にできないので、あまり難斜面ではやらない)

こう滑ると、それまでの“コブの底に落下”する動きから、コブの底に滑り込む動きに変わる。

hiro

イメージ 1


このクリップはおそらく等間隔で動画からキャプチャーしているはず。息子の連続写真を見ると、谷まわりに入ったところから山まわりまで1コマ。2コマと3コマはズラシの局面になっている。そして底打ちが4コマ目ということになる。この場合、2コマ目でまだスキーが真下を向く前でなければならないはず。



イメージ 2


切り替えから切り替えまでの右ターン。4コマ目でフォールラインだろうか。ポイントは3コマ目。コブのウラで谷まわり。スキーのトップがわずかに見える。その後フォールラインだが、深雪なのでまったく加圧しない。5,6,7コマでスキーが回り込み8コマ目で着地。どうも左手が遅れる。