3月4日(日) さっぽろばんけいスキー場
コブのウラをしっかり削るために @スーパーイースト
備忘録です。
大きな自然コブは、スキーを真横にして削ることもできるが、コブからミゾに形状が変化し深くなると、スキーを横に振る場所がない。
両側からコブが迫り、そのはざまを落ちざるを得ないとき、次のコブに当たるまでにどうやって速度を調整するか。これが自然コブ攻略の最終課題だと思う。
(最初にこれをクリアする人もいると思いますが・・・)
方法はただ1つ、
トップを下に向けて若干横に振り、そのままズラす(斜めズラシ、または縦ズラシ)。このとき、必ず外足に乗ることだ。
斜めズラシは、内足に乗ってもできる。というか内足に乗りやすい。ビビってるからね。でも内足乗りは絶対ダメなんだ。
言い方を変えれば、山側に倒れる、足を前に出す、コブにあわせて足を入れる。←全部NG
外足に乗る。言い換えれば、スキーの真上に乗る、アンギュレーションをつける。膝から入る。
コブが深くなれば必ず求められるテクニック。
練習法:いままでの整地でのズラシターン・横滑りをやった上で、ネトロンポールでショートピッチのエッジング練習も役に立つ(外向傾維持の練習です)。
さらにバンクコブでバンクを使わずにバンクの底をフォールラインに沿って斜めズラシで落ちていく練習。
余 談----
ばんけいの3壁すり鉢でこの練習をやるのは、ガッツが入ります。浅いラインを選んでも、バンクで削られてできた強烈な落差を、いわばまっすぐ落ちるのですから、正直怖いです。アイスバーンのときはムリかも。
でも、斜めズラシで入ると決めたら、気持ちが落ちつきました。なぜなら、カービングスキーでもあの落差を乗り越える方法は似ていると思い出したからです。
ガッツリ、アンギュレーションを入れて、勇気を持ってスキーをまっすぐ下にする(写真)。そうするとサイドカーブのおかげで段差をほどよくこなしてくれるのです。カービングスキーバンザイ。
ボクがいま履いているR=22mのスキーでは、何度も挑戦しましたが段差をまかずにそのまま落下してしまいます。
やり方の違い
カービングスキー:バンク(土手)を狙ってスキーを段差の上からまっすぐ入れる。
ラディウスの大きなスキー:フォールライン近くでスキーをまっすぐ入れる。
何度も何度も登場するこのビデオ
100316モーグルワンポイントレッスン1
これを徹底すべし。