テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

テレマークスキー 初体験・入門・フジケンさんレッスン

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3月10日(土)
二日酔いで足元のふらつく中、楽しみにしていた初めてのテレマークレッスン。
もっといい体調で参加したかったが、仕事で行けなくなるよりはいいと割り切り、さっぽろばんけいスキー場、スキー学校プレハブで受付。
レンタルのブーツを履いてみる。ブランドはスカルパ。まずアルペンブーツと同じ26cm:全然小さい。27cmも小さい。指が曲がる。それで最終的に28cmに。これだと大きいがまあしゃあない。

フジケンさんがスキーを持って来てビンディングをあわせてくれる。その場でブーツのコバをビンディングに差し込み、調整するのだが、足がふらつく。ちょっとやばいんじゃね?

10時5分前にレッスンスタート。
スキージャンプで着地のときにとるポジション、それがテレマークポジションだが、まずはその練習。これができない。どうできないかというと、くるっと回ってしまうのだ。足を前後に開き両足に乗る。しかし、アルペンスキーの感覚で前足のみに加重し、その結果スキーのサイドカーブで回ってしまうらしい。

次の問題。前後の足の開きが小さい。膝頭が揃わないくらい、前足かかとと後ろ足つま先の間に空間ができること。この前後の開きでバランスをとるそうだが、最初は開けば開くほど安定しない予感がする。前足荷重だからね。
今思い出したが、子どものころのミニスキーの要領だね。ミニスキーは前後の安定を得るために足を前後に開いてその真ん中に乗る。あの感覚だ。うん、もう忘れたけど。

テレマーク基本3つ
  1. テレマークポジション
  2. 上体の逆ひねり
  3. 下半身の傾け
うまくいかないときは、この基本に返りチェックすべし。

谷足が前。例えば、右足を前に出したら前に出た右の骨盤と反対に上半身は左肩を前に出す。この状態で左ターンに入る。練習では上の3つを順にやっていく。そのとき、上半身はターンの外側をむく。ターン前半から外向ポジションとなる。

疲れるとアルペンと同じように左ターンが内倒する。それを補正しようとついついアルペンスキーの外向傾ポジションをつくって前足に乗ってしまう。

レッスン生は自分を含め4名。自分以外はご家族で、息子さんは今年テクニカルプライズに合格されたという。
レッスン最初はしかし、みんなヨチヨチ。最後になるとさすがに若さと技術で息子さんがグンと伸びた。反対に小生は午後の最後の1時間はボロボロだった。

スタンスを広くとる意識で滑るとフジケンさんからOKが出たが、ただもう5cm腰を上げるだけで疲れが全然違うと指摘される。それを意識すると再びスタンスが小さくなる。

要するに、うわさ通り「ぜんぜん滑れない」。

レッスン修了後、テレマーカーのOさんと合流。
Oさんがご自身の経験から曰く
テレマークポジションを安定させるまでに2-3年20~30日かかる。その先は楽しくなるけど、楽しくなる前に疲れてしまう人多い。もっとラクに滑る覚える方法もある。」
なるほど。アルペンターンでターンに入り、後半テレポジションとか、歩くように足を出すとか、なるほどと思った。
しかし、身体は言うことを聞きません。

テレマークをやってみようと思ったのは、閉鎖スキー場を滑りたいということにある。のぼって滑るにはやはりテレマークかなと。
フジケンさんにも言われたけど、
「難しい例えば急斜面はアルペンターンで滑れば、アルペンができる人はわりとすぐにどこでもいける」。なるほど。
「スキー場が営業終了してからでものぼって滑ることができる」確かに。

用具選択についてのメモ
  • スキーは、最初はセンターが80mm以下がよい。太いとターンに入りにくい。フレックスとか長さとかはアルペンと同じ感覚で。
  • ビンディングは、ブラックダイアモンドのツアーモードつきがよい。トウの先の緑のボタン1つでかかとが完全解放となりのぼりやすい。
  • ブーツは足に合うものを。

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