テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

モーグルコブ クリアへの過程 その1?

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2011年1月7日ばんけい の段階では、やはりダメだった。
ズラシで入るつもりでも、ずらせるのは最初の1ターンのみ。次はほとんどずらせなくなり、3ターンくらいからはただスキーを横に向けてミゾにはめていくだけになる。
この失敗パターンは、浅い段階の春コブも基本的に同じ。

2011年2月11日テイネ 変化が見られた。テイネ・北壁の自然コブでヌルッと行く遅い滑りがときどきできるようになった。聖火台のコブもメチャ遅で滑ることができる。これは今までにない技術だった。ただし、この日はモーグルコブを滑ってはいない。ケガの功名、整地での基礎練の成果だ。

2011年2月16日ばんけい このナイターで初めてモーグルコブのミゾに合わせることができた。ただし、最遅の滑りはできない。姿勢さえ維持できれば押しズラシができることはわかった。姿勢が維持できない & / or スキーを身体の外に置いているから、押しずらすべき場所でスキー操作ができない。これが正解らしい。

2011年2月26日ばんけい この日はスラバン脇にモーグルコブよりはピッチの広いコブがあった。なので少しゆとりがある。スキーがミゾに入って、ミゾから出るときの上りこう配を使って体重を押し込むという、コツがわかった。ここをリップ(コブの頂点)に見立てるのだ。うまくヌルッと行けばいいが、後傾が原因?で吸収しすぎる(スキーを押せない)とスキーは縦に落ち減速しないのでヤバイ。そのリカバリーは今のところ、できない。

2011年2月27日ばんけい アイスバーンの自然コブ@スーパーイーストはやはり難敵。ゆっくり滑る技術を身につけて、安全に何本も滑ることで変化するコブ形状や間の取り方の処理を覚えるしかないか? テイネ・北壁より難しいのは、うまい人だけでなく、斜滑降やハの字、スクールの一群などいろんな技術・年齢のスキーヤーが侵入することで、エッジあとがバラバラとなり、コブがメチャクチャな形状になるからだろう。特に斜滑降の跡がキツイ。しかもコブが硬い・・・。

2011年3月13日ばんけい モーグルコースを初めて安定して滑りきることができた。リズムがとりやすく、かなりハード斜面でも落ちついていた。何より自分がセットしたスピードで滑ることができた。この日のうれしさ、気持ちよさを忘れることはないだろう。

2011年3月29日ばんけい ナイター、(おそらく)プラス気温のおかげでエッジが立つが、人は立ってられないカリカリのモーグルバーン。この夜はピッチ広めのほうがきつかった。左右に振られてしまい・・・。ショートピッチは、抑えて、2回ほどつぶされもしたが滑りきる。恐怖心はまったく消え、楽しめなくても滑れるだけで楽しいと思える。


ケガについて:
ケガによって、カービングでよく使う外足を伸ばす荷重が怖くなり、結果、抱え込みの押しずらしで滑り続ける必要に迫られた。
効果的に押しズラシをおこなうには、低い姿勢の維持(現時点では高い姿勢ではできない)と、上半身をたてることが必要。そこで覚えた操作は、もちろん整地の小回りにも使える。
さらに気がついたのは、空気イス状態で滑ると大腿四頭筋がものすごくキツイかと想像していたが、じつはそうでもない。というのも、胸を張るとハムストリングと大腰筋が働くようになり、疲労を分散してくれるのだ。
腰を落とし、足首を曲げ、胸を張る。
要するに昔のスキーに必要とされた滑りだ。
ただし、1度よくなったふくらはぎは、その後悪化し、ぜんぜんよくならない。

〈photo:第2エアから見上げた長いミドルセクション。「コブがとても美しい」そう思うヘンタイスキーヤーなのであった。2011/03/29 21:31〉