テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

“大人用のスキーをたわませることができない”という仮説の検証

結論から言えば、仮説はほぼ正解だったように見えた。

3月7日夕方。
Kちゃんと次女のスキーをチェンジしてみた。ブーツはほぼ同寸だったのでそのまま。1本目は2級検定バーン。
Kちゃんはジュニアのスキーを使うと、最初の2ターンくらいは安定せず、山まわりでズラシ(というか横滑り状態にかかとを押し出す動き)がでていたが、そのあとは丸いターンとなり、ターン後半にスキーがたわんできていた。スキーの操作が谷回りから山回りまで、いい感じに変わってきた。

2本目は検定バーンより難しい斜面、しかもアイスバーンとアイスボールが混じる難斜面。ここでもよかったと思う。姿勢が高い点はうちの娘と同じだけれど、不安だった棒立ちもなく、ヒザが入っていた。ここまでの練習の成果だと思う。ものすごいがんばってきたと思うし。

一方、次女に大人のスキーを履かせてみたら、トップが広いのでエッジは立つけれどもターン後半はスキーが縦走りしていた。何とか乗りこなしていたが、慣れてくるとラクな操作に変わるだろう。やはりまだムリだ。(年末に買わなくてよかったー)
感想をたずねたが、うまく答えられない。ただ、「まがっているときは感じが違う」と言っていた。

体重があれば別だろうけれど、小学生の女の子が大人のスキーを使うことは難しい。こんなに違うとは、正直驚いた。

息子のブーツといい、良いもの与えすぎると失敗するな。プレートもけっきょくいらないのだ。ばんけいみたいな厳しいスキー学校ほど、滑りそのもの(ターン弧より運動という意味)に着目している。プレートで立ち位置をあげて、上から踏んだところで滑りが悪ければ点数は出してくれない。
ただ、教師は滑りを教えると同時にその滑りを実現するためのハウツーも、時にもう少し丁寧に教えてあげてほしいナ。

Kちゃん、こんどはきっと大丈夫だよ。滑り込んで自信持ってイケーッ!!