テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

2011年1月7日から4連戦で復調 (備忘録でもある)

仕事を抱えたまま年末年始に突入したことに加え、2週間ほどおなかを壊していたためか、カラダの重心がヘソの上に上がってしまうらしく(いわゆるフワフワした状態)、バランスが悪く全くスキーに乗れない。加えて左足首痛。

自分にとっての休暇が1月7日(金)からの4日間。連チャンスキーで何とか去年並みに戻ってきたか・・・。
7日は1人で2時間ほど。
8日はスクールの息子を連れて午前中のみ。PMは仕事。
9日は息子を連れ、15時ころに家族も来て5人で19時ころまで。
10日は息子と2人でお昼に2時間ほど。

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オレンジリフト終点から少しのぼったところに鐘が設置された。娘たちと鳴らしまくってみた。


乗れていない感じがなおったのが、最終日の10日。コブ滑りの感触が戻ったのも10日。今年は体調の問題か、調子の波があり、とにかく安定しなかったがようやく。

気をつけているのは、切り替え後すぐに外足に乗ること、上半身の安定、足首を曲げ続けること、左ターンでの傾きを正すこと。
アンギュレーションをつくるための要素をバラバラに分解したつもり。これらができれば、過酷な条件でも滑れるようになるはず。今シーズンのドリルです。

自分に足りないのは、基本の基本である外足荷重だと思っている。
「外足に乗る」というのは、意識してやってみるとなかなか新鮮な感覚で、そういえばカービングスキーに乗り始めたころもこんな感覚を持ったな、と思い起こした。
つまり、カービングスキーに慣れることで知らず知らずのうちにサイドカーブに任せたターンになっていた面もあるのだろう。

×切り替えでターン弧の内側に入る。
○切り替えで外足に乗る。そのためにアンギュレーションが必要になり、結果としてカラダがターン弧の内側に入る。

ターン弧が小さくなると、今のところはこれを意識することができない。意識はむしろ上半身の安定に向いていく。

ばんけいの3壁・すり鉢に成長してきたバンク系のコブで、切り替え後の外足踏み込みを意識する練習ができる。うまくいくとコブとコブのつなぎで姿勢がとても安定する。
またショートピッチラインでは谷側の肩を下げることで外足に加重する練習ができる。谷足に荷重がかかると、足がうまくミゾにはまっていく。しかしスピードコントロールができていない。残念・・・。

『3壁のすり鉢側と林側の中間で小回りを練習するといい』と息子がコーチに言われたらしい。やってみたら確かに難しい。両側から集まる削られた雪、微妙な不整地、少しの凸こう配。言わずもがな、小回りにとって難しい状況が常にあるわけだ。いつも練習するすり鉢側の端っこよりも難しいと思った。
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シュテムの方がいるあたりを、3壁の上からリフト鉄塔まで小回りする。なかなか難しい。


息子とリフト上で話し合った結果、共通認識として、
  1. 整地の練習が大事
  2. 整地で窮屈な滑りをガマンして練習する
  3. コブの中でエッジを立てない
  4. 上半身のフォールライン固定
  5. 頭でわかってからカラダでできるようになるまでは時間がかかる
がお互いに納得できた。
技術レベルが近いから非常に共感できるわけだ。

目下の課題は、不規則な急斜面の自然コブとショートピッチモーグルコースの克服。
課題は共通しているが、自然コブはライン取りと上体の安定も重要。これらの改善には視線が大きな役割を果たす。
ショートピッチは一瞬で切り替える、切り替え後すぐに谷足荷重、縦ズラシによるコントロール。こちらはまだ全然できず。何となくだが、コブの受けから裏へ落ちるあいだに谷足荷重ができていなければならない気がする。いや、きっとそうだ。モーグラーは吸収の姿勢で外肩を落として谷足に加重している。

1タイミング早く!!



もう一つの課題は左足首の不調によってハッキリした内足の扱いのヘタさ。

さて、週末は自然コブがあれば、整地、自然コブ、モーグルコースを回り続けるとするか。
オフトレで辛うじて持久力は高まっているようなので、けっこうやれそうな気がする。