テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

ついにやっちまった。ケガ

スキーでは何度も何度もケガをしている。
そのたびに納得と反省を繰り返してきた。

今回は、後悔と感謝のケガです。

1月16日(日)
午後1時半ころ。スーパーイースト下部の左ターンミゾコブ。

この日は朝からスーパーイーストに入り浸り。
午前中に7-8本滑り、3回に1回はまあまあの滑りだった。
コブがついている真ん中からスタート。自分のリズムで下までいけるのは、コブ好きにとって至福の時だ。
ただ、前半部でラインを変えて、その後のライン取りが悪いと最後までリズムが合わない。
昨年は4-5本でバテていたから、やはりオフトレの効果だな。午後からも滑っちゃおうと少し油断した。

そのミゾコブは朝から1度もうまくこなせなかった。なぜかミゾに落下してしまうのだ。スーパーイーストは斜め勾配がついており、左ターンは腰が伸びやすい。ただでさえ左ターンで腰が入らないのだから、要注意ではあった。自覚はしていた。
午後の1本目はスクールの子たちの合間を縫って、わりとよかった。これも油断の原因だった。
2本目。最初からリズムが悪くバラバラ。立て直してそのコブに入り、落下した次の瞬間前方へ飛んだ。
スキーがリリースしない。左のスキーがやや足首をひねってから解放。右のスキーはリリースしない。
ふくらはぎが伸びる。「いてーな」と思った。ただ、何というか降伏点には達していないというか、骨や靱帯(じんたい)がいった感じまではなかった。ヒザが伸びきらず、最後の一線で辛うじて外力に抵抗した感じだった。
トップが雪に刺さって、リリースしないまま転倒。

「大丈夫ですか」と声をかけてくれた方がいた。すごく心配してくれた。きっと危ない転倒シーンだったのだろう。
「大丈夫です」とこたえ、スキーをはめた。
この時、ボクには心の余裕がなかった。「大丈夫だっただろうか」そのことの確認にすべての神経を使い、親切だったこの方への対応の余裕がなかった。

やっちゃった。

車はウエストなので、1度降りてイーストリフトに乗って、滑ってウエストに到着。
速攻でブーツを脱いでスキーを持って撤収。
しばらく車の中に座っていた。

眠い・・・。
痛い・・・。

元気を振り絞ってハウスに戻る。
息子はTくんと滑りたくて、レッスン後も残るという。

息子を待って、4時過ぎに撤収。
わが家について、マテリアルの下ろしを息子に頼み、即ベッドへ。フロも頼む。

右足を見る。ふくらはぎ外側の下にコブ。こむら返りのようになっている。
ただ、もっとも痛いのはストレッチをやり過ぎた痛さのような裏側の筋。

1月17日(月) 2日目
右足を前に出せない。ヒザの裏側が痛いのだ。座っていると固まって、立ち上がったときの痛さと言ったら・・・。
会社帰りにツルハでキネシオテープと伸縮性の非粘着テープを購入。
帰宅後足を見ると腫れている。
湿布を貼って、その上からテープで圧縮固定。
ふくらはぎをぐるぐる巻き
ただ、朝と比べれば可動範囲が拡大している。

1月18日(火) 3日目
この日は日帰りで出張。
ゆっくりしか歩けないが、お客さまに気づかれない程度まで回復。
踏み込みと母指球はわりと使えるので、救われる。
夜は打ち合わせでアルコールも入る。

1月19日(水) 4日目
バス・地下鉄で通勤。ゆっくりだが歩ける。右足がこうなったことで、動きの悪い左足ががんばっており、いいリハビリになっている。

1月21日(金) 6日目
ぐるぐる巻をやめてキネシオテープに移行。むくみがひどく、ふくらはぎがパンパンの状態。でも痛みそのものはだいぶやわらいできた。
むくみがひくにはまだ時間がかかりそう。


けがをしないことがゴールと考えてきたので、とても後悔している。
でも、オフトレのおかげで、この程度のケガで済んだと思うし、回復もまあまあの速さかと思う。ヒザや足首に故障がないのはありがたい。
今回ばかりは、故障を最小限にとどめたカラダに感謝している。

11月下旬からずっと足・脚に故障を抱えていて、何かパッとしないが、右足、左足ともにリハビリできると考えれば、それはそれでいいかも。全治1ヵ月というところだろう。
しばらくはテープに頼る。

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スーパーイーストの上部から。
この日は自分しか滑らないラインだったので、何度滑っても自分のラインが残っていた。白いだ円がおよその事故部分。