テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

キロロ、今シーズン仕上げコブ滑り

4月15日(日) キロロスノーワールド
午前中はテレマークの試乗、午後からは長峰でコブを2時間。
最後にビデオを撮ってもらいました。


2012年4月15日kiroro・長峰コブ


コブ滑りを研究してここに来てくださる方も多いので、少しだけ解説します。
  • この滑りかたではSAJの検定には合格しないと思いますが、こんなコブでは検定をやりません。
  • 基礎スキーをやっている人にとって、このコブが最も苦手なタイプだったりします。春の穴コブ、またはモーグルコブです。(自分は基礎スキーをやっていませんが苦手でした)
  • 上半身をつったちで構えて、吸収は身体の前で行います。スピード調整は、第1にはウラを削る、第2には吸収したあとにスキーを横に振ってウラをズラシながらコブに入ることで行います。その状態が動画から見て取ることができます。
  • スキーがターンしているように見えるかどうかは、スキーのラディウスで決まります。カービングを履けば、これよりターンしているっぽくなりますし、モーグルスキーならもっと直線的になります。
  • ストックのタイミングは右手が正しく左手が早すぎです。(左がなかなか直らない)
  • 基礎スキーヤーのなかに「モーグルのようにターンしていないのはNG」みたいな言い方をする人がいますが、それは間違いです。モーグル系もしっかりコブの中でターンしています。その技術を知らないだけです。(モーグル系と基礎系の滑りの違いを際立たせるのは、あまり意味がありません)
  • 基本はすべて整地練習にあります。「ヘタレの恩返し コブ行きます」をご覧ください。
この手のコブをこれだけゆっくり滑る人も珍しい(ゆっくりしか滑れない)。
スピード調整とか、わかりやすいと思います。