テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

11-12シーズンのコブ滑り総括

前のシーズンに、ショートピッチのコブ滑りが続くようになったが、減速ができなかった。
今シーズンに入っても、減速できない日が続いた。フッズもそうだった。
一方、コブになる前の不整地は、とても楽しく滑ることができるようになっている。
不整地でのズラシ感覚が徐々に良くなり、ストックのタイミングが少し合ってきた。3月からテレマークを始めたことで、乗り位置、アンギュレーション、左右差が少しずつ改善された。

ニューライン気味に縦に入ったときの速度調整は、けっきょく特別な方法はなく、吸収し乗り越えるときにジワリスキーを振って迎え角をつくり、壁を削る。
裏がそそり立ってくると、外肩を下げてアンギュレーションをつくる。
「ジワリスキーを振って」と書けば簡単だが、今までこれができなかった。
改善のポイントは、突っ立ち姿勢で腰を前に押しながらコブの裏に(スキーに)遅れず入ること。外足の真上に身体を置いて、ズラす。足を前に投げ出すのではなく。

もう1点は、下り勾配になってから圧をかけるのではなく、吸収で(コブを)のみ込みながらズラシ始める。このタイミングは練習で磨くしかない。
 
 「裏がそそり立ってくると」-これは無意識のうちに去年からできていたが、インサイドをこする感じでコブの受けに進む。これができると、長峰第2Bの最初の1/3がラクになる。ほとんど疲労しない。コブが深くなったときの減速にも使える役立つ技術だ。

逆に、バンクターンは最後までうまくいかなかった。

イメージ 1


写真コマ送りを見る。コマの間隔はバラバラです。
いい点と悪い点が出ているので、そこを確認したいと思いました。
場所はキロロ・長峰第2Bのボトム。このラインは山に向かって左が下がる形状で、左ターンが掘れ気味となる。

いいねえ。上半身の前傾が強いけど、まあいいんじゃないかと。
コブを越えたこのコマで膝下からエッジングできる人は、コブが得意な人。ボクはできないので、アンギュレーションを入れていく。スキートップが下を向いているのは、アンギュレーションが効いているからで、かかとを引き上げたりしているわけではない。
このショットがどうしても大切です。モーグル選手や、デモのコマ送りにも出てくるポジション。アンギュレーションの結果、こうなるのです。コブに隠れて見えませんが、スキーはそそり立った壁を削る感じです。また①から③までの間にブーツの中心が向かって左に移動している点に注目してください。コブを乗り越えながらスライドさせています。
このコマが問題かもしれません。というのも次のコマで発射ポジションなのですが、原因はここにあるはず。左の骨盤が前に出てこない、左手を左ひざに近づけるひねりを強めれば自然と骨盤が回るか・・・?
かっこよく発射。たぶん、切り替えが間に合わないのです。滑っている間も、『左ターンでコントロールして、右ターンで休んで』という感覚でしたから。
結果がこれ。③との違いがあまりに大きいので、ぜひ参考にしてください。この日は右ターンが内倒気味でした。それでも滑りきったのは、片こう配だったからです。④から⑥でも、向かって右へブーツの位置がスライドしていますが、重心が(スキーの)真上に乗っていません。