自分はどんな板がいいのか、まったくわかっていないので、その勉強を兼ねて秀岳荘の試乗会に参加した。
会場はキロロリゾート、テレマーカーのOさんとごいっしょすることができて、有意義な試乗になった。
今シーズンはレンタルを使い続けたけど、来シーズンはMy板とシールがどうしても必要になる。
店員さんに「テレマーク始めて、8日目。目標は閉鎖スキー場を滑ること」と伝える。「あっ、あのときの・・」と店員さん。ブーツ＊＊時に相談した店員さんだった。
ちなみに小生の中では、7日のうち5日をともにしたエラン777（175cmくらい）と比較している。
すすめられたのが1本目。
Black Diamond リバート 181cm（121-95-109mm, R=22m）
トップが浮いているロッカーをはじめて履きました。
トップはグレープフルーツスプーンみたいに先細りの形状。テールともロッカーで、エッジの接雪長がかなり短い。
乗った第一印象：「ぺらぺら」。トップがパタパタするからそう感じるのだろう。試乗したのはキロロの余市第一。長ーい緩斜面ですな。
まず、左右のスキーがバチバチぶつかる。後ろ足の押さえが弱いのでしょう。それにしてもぶつかるのが気になる。滑った感じは悪くない。悪くはないが印象的でもない。ただ、次に乗ったスキーとの比較で言えば、まだ扱いがうまくいかない。Oさんは、「中まわりリズムで切っていく感じかな」とコメント。
Black Diamond クレセント 166cm（128-90-117mm, R=17m）
2012年4月15日kiroro テレマークスキー試乗会その１
1本半滑って、ゲレンデ途中でOさんと板を交換。ノーマルキャンバーで、トップもノーマルな仕様。そしてラディウスがカービングの世界。
すごく軽快。春雪の上で小回りリズムができる。不安定な小生の操作でも、助けてくれる感じがあった。少なくても、いまの小生にはこちらが向いているだろう。小回りマスターしたい君だし。
逆にOさんはリバートを履いて小回りがやりにくいとおっしゃっていた。
共通しているのは、春雪の上でペラペラした感じがあること。実害はないのだけど、そう感じる。アルペンスキーとは別物かもしれない、と数日たってから思ったりした。
〈動画はクレセントを使用〉
K2 バックトラック160cm（118-74-103, R=14m）スピードロッカー
2012年4月15日kiroro テレマークスキー試乗会その２
ここで2人そろってスキーを戻して、次の1本借りる。Oさんオススメの板だ。これまで2本と比べれば頼りないほどに細身。この板を抱えてゴンドラに乗る。山頂からの滑走はどうか。
コース途中に急斜面が2ヵ所続く。この2ヵ所で、バックトラック160cmはカッ飛んだ。これまでテレマークで出した最速スピードにならぶ速さで、春雪をガンガン攻める（もちろん自分の中でのお話しでございます）。ポジションを下げてアンギュレーションを強める。不安は全くない。
楽しい。激しく楽しい!!
結果、いちばん印象に残った板だった。
調べてみたら、女性用の板だった。ゲレンデなら、このタイプの板がいちばん楽しい。ただ、飛ばしてケガしないか心配。
〈動画はグランドラインの急斜面に入る手前。ヘタレでもかなり安定感あり〉
午前中2時間で3本。足はすでにかなりきた。特に飛ばしたのがこたえた模様。でも板の多様性を知って楽しかった。
来年に向けてどうするかは、まだまとまらない。ブラックダイヤモンドはゲレンデ、とりわけハードパックばんけいには向かないかな、という印象はある。
ちなみに午後からアルペンに履き替えたら、スキーが動かなかった。なぜだろう？
おまけに4frnt click! が硬く感じた。それだけ柔らかい板に乗っていたということか・・・。
