3月16日(日)
札幌ばんけいスキー場息子といっしょに、ボクはいまのスキー以外に違うタイプの選択肢があるのかどうかを確認するために、息子ははじめてカービングスキーを体感するために。朝9時スタートとともに6本のりました。乗った順にインプレ。
当然、ボクの基準はいまのツインチップとHEADのショートターン系オールラウンド板ということになる。そして、最初に必ず小回りからスタート。大回り板は少し修正するが、基本的にはいつもの上下動を使った楽な滑り。
エランelan SLX FUSION 165cm 123-69-103mm R=12.4m
30度斜面のスラバンで上から小回りを仕掛けた。乱暴な操作でもひどいおつりをもらうことなく、乗っていける。たぶん、この乗り味は自分の好きな味なのだろう。で、後ほど別のエランにも乗ってみた。
NORDICA NRGY 90 EVO 177cm 136-90-110mm R=19.5m
センターが太い板に乗ってみたかった。テレマーク用としてどうか、という視点もあったし。でこの板、エッジホールドがすごくてずれない。大回りしかできない。すごい安定性。悪くはないと思うけど、小回りできない板ではいまの自分の用途には合わないだろう。ただ、6本乗ったあとの全体印象としては、2本目ならありかなという印象に改善された。
K2 ANNEX 98 TOUR F12 110mm 177cm 131-98-119 R=21m
テレマーク用として評判のよろしいアネックス98に乗ってみた。今度は逆にエッジずれまくり。ずれると言うより、外足が何としても流れちゃう。別の意味でボクの滑りに合わず。ゲレンデにも合わず。ツアースキーとは言え、これじゃハードパックされたら手も足も出なくなる。テレマーク用としてはどうかな？？？
HEAD i.Supershape Magnum 163cm 127-71-105mm R=12m
何となく自分を見失いそうになったので、マグナム。久しぶりにヘッド。でこの板、すごいパワフル。乗った中でもっとも強くて、小回り向きだけど下を向いて加速しようとする。返りも強く、バツグンの安定性。エランのSLXよりはたわむ。そして「オマエにオレは御せないよ」とマグナムさんに言われたので、素直に下りた。好きだけど、これはエキスパート向きの板ですわ。ボクはひとつ下のメタル抜きのシリーズがいいんだな、きっと。
ATOMIC BLUESTER D/D 3.0 LC 166cm 133.5-71-99mm R=15.11m
じゃ今度は大回り板を。と選んだのがアトミ。エッジがガッツリ噛んで振り回せないんですよね。慣れれば小回りもできると思うけど、そこで操作をゆっくりして、小回りの落差を大きく取っただ円のターン弧に変えるといい感じに。大回りは確かにいいのでしょうか、今ひとつ魅力を見つけられなかった。
elan AMPHIBIO 12 FUSION 168cm 125-74-104mm R=14.1m
最後にもう一度エラン。今度は大回り系？のオールラウンド板だそうです。で、この板もアトミックと同じで小回りできん。ちょっと硬い感じがした。イマイチ自信が持てないこの板で、スラバン来ちゃって、しょーがねーからコブやってみたら、無難に滑ることができた。無難ではある。
