「いまの俺って、学生の頃、『将来はこんな暮らしをしたい』と思い描いていた暮らしをしている気がする」。
ボクは昔から「将来の夢=○○になりたい」というのがなくて、いつも暮らし方が夢でした。もちろん、いま振り返ればですよ。
中学・高校時代の夢は、学校の先生になってスイスの日本人学校で教え、スキー三昧の暮らし。
大学時代の夢は、弁護士になって、ときどき仕事を受けて、それ以外はぷらぷら暮らす。
一方で、働き始めてからいままで、仕事を辞めた後を想像したことがありません。死ぬまでぷらぷらやっているつもりなのでしょう。
ニシンって北海道らしい魚だと思うんです。ボク、ニシンが好きです。
いま振り返ると、先生にも弁護士にもなれなかったけど、ぷらぷら暮らすという点では、夢を実現している気がします。
こんな人間ですから、女房は好きで一緒にいるのでしょうから、後悔しても自己責任ですが、子どもはかわいそうですナ。
先日息子にこんな説教をしました。
「好きなことして暮らすには、いまは勉強もスポーツもどっちも一生懸命やれ。時間も収入もそこそこなければ、好きなことして暮らせないぞ。わかったか!!」って。
ほんとは時間も収入もないんだけどネ、自分。
説教を聞かされる息子はどう思っているんだか・・・。