テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

閉鎖スキー場紀行 第3回 旧・手稲・千尺高地スキー場再訪

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2月23日(土)
本日晴天なれど風強し

サングラス忘れた・・。目が、目が、、、

それ以外の忘れ物なく8:30に歩き出す。
手稲は強風。風でパックされ、とても大雪が何度も降ったとは思えないほど雪面はしまっており、登りはかなりラク
ただ、斜面をみればブッシュだらけだった第2リフトの大壁は真っ白の大斜面に変わっていた。このくらいの積雪になると本当に滑りやすい。


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〈木漏れ日の林。ブッシュが埋まり疎林になって来た〉

登りはキツクはないが風がキツイ。第2リフトの大斜面を直登し、台地に出てからは林の中に避難した。
林の中をいいコース取りができずにウロウロしたが、まあとにかく快晴で最高の天気だ。
約50分で千尺の頂上へ。風が強いため、ストックを刺しておくことができない。シールはがしの始末もなかなか難しく、雪面はかなりパックされているのでスキーもヘタすると風で流れそう。


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〈1本目のシュプール。この風がリセットしてくれる〉

それでもだいぶ要領が良くなってきた。水を飲んで1本目。
いいわ。かなりいい気持ち。
風が当たらないところはまあまあの深雪で、雪面に圧がかかると沈み込む。そして大斜面は、風のおかげで先行者シュプールを消してくれるのだ。真っ白の斜面に、1人で滑り込む。雪は深くはないけど、雪面を探り、雪面と対話し、勇気を持って切り替えから前足のかかとを押し込む。自分の技術でできる限りの滑りを考えながら。

テレマークやって良かった。

第2リフト下まで来て登り返す。今度は林の中も自分の踏みあとを登れば良い。強風を避けて山頂までずっと林の中。山頂には数人のボーダーとテレマーカーがいた。
風を避け、自分が先に滑り出す。今度はブーツをスキーモードにして。
ところがスキーモードはどうも難しい。というのも、下地が柔らかい未圧雪斜面でスキーにパワーが伝わりすぎて、自分の技術ではもてあましてしまう。もっと傾けるようになれば使えると思うが、今の技術では、未圧雪はウオークモードのほうが安全にターンに入っていける。


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〈大斜面の上、台地にできる波紋.すごいたたかれよう〉

再び第2リフト下から登り返し。今度は山頂まで行かずに最初の壁の上に出て、そこから滑り出す。
この3本目がもっとも快感度が高かった。これで終わりにするつもりで第1リフトまで滑り降りたが、何となくもう1本いきたくなり、3たび登り返す。
今度は大斜面の上の台地でシールをはがし、大斜面からスタート。
かなり疲れてきたが、そのままノンストップでベースまで下りる。

終了が12:00。3時間半の山遊び。実質的には2時間半ほど登っていたと思う。

テレマークを始めた理由が閉鎖スキー場を滑ること。
この日は最高に楽しかった。前回と比べだいぶ滑れるようになって来た。

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備忘録:
ペットボトルの水、おにぎり、保温水筒を持参。
この日の気温はマイナス5℃程度で比較的おだやか。
リュックの外ポケットに入れた水が凍らなかった。マイナス5度までなら大丈夫なのか・・。マイナス10℃に近づくと蓮のぱっぱができるのに。
リュックに入れたおにぎりが、なぜか冷たくなっていた。背中よりにおにぎりなどのぬれない荷物を入れるべきか。保温水筒はこの日も温かかった。