テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

アルペンでもない、テレマークでもない.滑っているのはスキー!!

少々前振りを。
5月12日(日)
バッタリお会いしたOさんは、クロスカントリースキーを持って来ました。
クロスカントリースキーとは、早い話がノルディックスキー・距離競技で使うスキーであり、歩くスキーともいわれます。
Oさんが持っているのは、それらよりは幅が広いですが、テレマークと比べてもものすごい軽い、歩くスキーそのもの。
ソール(裏面)にはウロコとかステップソールとかいわれるギザギザがきざまれており、ちょっとした坂ならシールなしでそのまま登れるのです。
スチールエッジはありますが、滑りに特化していないので、アイスバーンではテレマーク以上にきついそう。
ブーツはスノートレッキングシューズみたいなもので、つま先がビンディングに噛んでいるだけ。

その装備でテレマークターンをしている映像がこれです。






20130512 BCクロカン-09 Lastday at Sapporo Kokusai


ボクはライブでこの滑りをみて、興奮しました。
スキーはターンするためのものじゃない。そのことがこの滑りからわかってもらえますか。
スキーは登り、歩き、そして落下するための装備です。
ターンをスキーの目的のように捉えるから、ターンがうまくいかないのでしょう。いかに転ばずに、いかにスピードをコントロールして落ちるか。
ターンは手段です。
スキースポーツの原点がこれだと、ボクは思います。

Oさんの滑りはどんどん良くなっていき、最後の2本は感動的でした。

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