テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

朝里岳、必死のボーゲン

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札幌国際の営業最終日。8時30分には到着し、ゴンドラ運転を待つ列に並ぶ。
朝起きたときには晴れ。
7時ころにちょっと雲行きがあやしくなり、それでも国際についたときはOKな感じだった。
なので、天気予報を信じ、『午後から晴れるから、ゴンドラ3本乗ってから山頂』と決める。
この日は余市岳を目指すパーティがいくつかあった。最初のパーティが山頂駅を出て準備していると、パトがやってきて「クマの足跡が発見された」ことを伝えたそう。

まてよ、鈴忘れたじゃないか・・・。
99%出会わないとわかっていても、そう言われるとびびる。


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で3本滑ってから山へ。10時40分過ぎのスタート。
ビビリなボクは、クマの影にビビリながら、1人で歩き始める。
ときどきストックをバチバチ叩いたり、白樺の木を叩いたりしながら。


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気温が高いので汗をかいてしまうが、登りはさほどきつくない、というかラク
問題は、なぜか登場したガス・・・。
なんでだよー。登りはじめたらガスかよー。


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灌木林を抜けると、あとはほぼまっ白の世界。
地図なし、GPSなし。
目視できないので、どこにも滑り込めないのは当然として、もうこれ以上進むの、やめた方がよくね?

見えないから撤退を決めて、シールをはがそうとしたそのとき、下から鈴の音。スノーシューの男性1名。
いわく、「GPS上はあとちょっとで山頂。大丈夫、行きましょう」と誘われる。
ほっとして、あとをついていく。
山頂標識がないので、まあこのへんでしょうという場所で、2人で一息ついた。
寒くはないし、無風。しかしまっ白。


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朝里峠から登ってきたそうで、約1時間30分。白井岳は行ったことがあるけど、スノーブリッジが切れるとたいへんだから、今日は初めて朝里岳に来たそう。

そんな2人でした。
余市岳行きを断念した男性とともに戻ることに。下りはスキーがはやい。
シールをはがし、「それではお先に」とあいさつして滑り出すが、きょーれつなストップ雪。まいった。テレマークどころじゃない。ボーゲンあるのみ。
ほうほうの体でスキー場に戻る。

ゲレンデでばったりOさんにお会いする。
午後からいっしょさせていただくも、当方いまいち(^_^)。
Oさん絶好調、すごい滑りを見ちまったぜい!!

朝里岳山頂付近 ゴンドラトップ10時47分 到着11時30分ころ