テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

久しぶり大転倒・バックフリップ?3月9日

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『調子に乗るなよ』という神のお告げでしょう。午前中に免許の更新を終わらせ、カップラーメンを食べてばんけいに出勤。子供たちが3月中にジュニア1級をやる、と言いだしたのをいいことに、3人で出かけたわけです。
1級対策には時間がなさ過ぎ、できることは限られています。ターン練習とスピードトレーニングらしきことを先導しながらやって、コブへ。
スラロームバーンは検定中。ならばとモーグルバーンへ。先週は宮様大会が開催されていましたが、昨日はOK。スキージャーナルの付録DVD、岩渕隆二氏のコブスペをイメージしながらスタートするが、思うに任せず。そしてモーグルバーンの2本目。スピードを殺せずに隣のコブに突っ込み、後ろ向きになったときは、大けがをした5年前のことが頭をよぎります。がラッキーなことに?スキーが後ろ向きに刺さり、後頭部からバック転状態。
これを見た息子は大喜び。「うわーっ、パパが転んだ、スキーはずれたの初めて見た!!!!」。普通ここで火が出るほど恥ずかしい思いをすると本州スキーヤーの方は想像されるでしょうが、ばんけいのモーグルバーンには一般人はほとんどおりません。父は淡々とコブを登り、外れたスキーを回収してはめました。
でもここからがいけません。完全にびびってしまいました。スキーが回らない、ズラシでもスピードコントロールができない。「あー、そこらへんでやめておけ。これ以上調子に乗るとまたケガするぞ、と言うお告げだな」と解釈いたしました。
夕方5時をまわりすでにナイター照明に火が入りました。でもゲレンデはまだ明るい。西日の赤い太陽と、ナイターのオレンジが何とも言えぬいい雰囲気をつくり出します。最後の1本はまたモーグルバーンに行くという。心の中で「いやだなあ」と言いながら口では「わかった」と答え、子供はまたコースで転倒しながら楽しそう。父はコース横の練習バーンでもがきました。
バカな親子がバーンに入ったのを見て、安全確認に来てくれたのでしょう。パトロールの方も一緒に。4人で滑るかたちです。へろへろで下までたどり着き、子供を引率して下のコブへ。そうです、ばんけいは上と下、2段構えでコブ斜面があるのです。
子供はそれぞれ得意なコブにわかれ、父はこの日滑っていないラインを上から眺めていました。そこに先ほどのパトロールの方が。『同じラインだな、先に行ってもらおうかな』など考えていたら「コブがみえにくくなってきたね。ボクはみえなくなったらもう滑らないんだ」とまるへんに話しかけ、そのまま整地バーンへ行かれました。
『やめとけ』って言いたかったんだな。このパトロールさんのひと言で気持ちが落ちつきました。最後の最後の1本は下までスピードを制御した滑りができました。HEADのマグナムをはいたパトロールさん、ありがとうございます。
で、転倒時に痛めた首ですが、転ぶ瞬間に筋肉を緊張させたので軽い筋肉痛程度で済みました。ホッ。

スキージャーナルの表紙写真を転載しました。問題あれば削除します。
携帯画像は最後の1本。見た目はこんなに暗くないんですよ。