テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

子供のスキー用具を考える1

今日は子供のスキー用具について書き留めておきたい。うちには現在、小学3年男、小学4年女。中学1年女の3人の子供がいます。スキー用具は順に下におろせることもあり、大きめを買う、という必要があまりありませんでした。それでも失敗がいくつかあった。
北海道や東北の多くの地域では、小学校でスキー学習がある。親がスキーをやらなければもちろん、親がやっても子供のスキーサイズを選ぶのは難しい。まるへんもネットで調べましたが、あまりいいページが見つからなかった。わが家の例をさかなに、子供のスキーサイズを考えてみたい。

相談相手
サイズ選びについて、ショップの店員は頼りになる人もいるが、おおむね頼りにならないと思っておいたほうがいい。なぜなら彼らは子育ての経験がないか、あってもスキーに連れて行かないからだ。連れて行って一緒に滑って、スキーヤーの目で子供の道具を評価しなければ、本当のところはわからない。スクールの先生はいいかもしれない(ただしまるへんは相談した経験なし)。

08年3月9日現在の道具
小3男:身長130cm程度、足20.0cm。スキー120cm、ポール85cm、ブーツは先日22.5cmに変更し中敷きで調整。
小4女:身長140cm程度、足21.0cm。スキー130cm、ポール90cm、ブーツ22.0cm。
中1女:急成長に伴いブーツサイズ合わず。身長150cm程度、足22.0cm程度。スキー140cm、ポール100cm(95cmが適正のよう)、ブーツ検討中。

マテリアルごとに考える

スキー:「これって短すぎ?」より「長すぎ?」の不安が大きいと思う。子供は1年間に5cm-10cm伸びます。だからやっかいなのですが、経験上、“身長と同じスキー長さ”は完全に長すぎです。でも翌年には10cm伸びているかもしれない。このとき、身長と同じ長さのスキーを買ってもいいケースは、男の子でジュニア1級合格以上の実力、だけだと思います。スキーが長いことのメリットは、安定性とスピード。短いことのメリットはそれ以外すべて。長いことのデメリットは、腰が引ける(ビビる)、パラレルスタンスからハの字に逆戻り、交差し転倒など、短いことのデメリットはないのではないか。
スキーが長いことのメリットは、ほとんどないといって過言ではありません。
小3女・身長135cm程度のときに130cm板を与えたのは完全に失敗でした。小6女・142cm程度の時に140cm板を与えたのもやや失敗でした。運動神経は小3の方が上です。
一方、小3男・身長130cmに120cm板の継続は成功だったと思います。ジュニア2級合格レベルでも、130cmでは板を回せませんでした。
シーズンはじめに身長が板プラス10cmだったらそのまま板を使わせる、という選択が正解だと思います。わが家は今シーズンはじめ、そういう状況でした。では身長がプラス15cmだったらどうか。小学校高学年なら買い換えて身長プラス5cmに、低学年ならそのままが基本でしょう。
スキーはブーツより対応幅が広いと思います。それでも2-4年ですね。

ポール:身長比例だと思います。子供についてもひところより短めが主流です。ただ、ポールについては短すぎよりは長すぎのほうがいいかも。身長130cmで85cm、140cmで90cm、150cmで95cmか100cmが目安だと思います。
(続く)・・・