テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

コブ滑りはもう追いつけないな...

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1月11日(日)
どこかの山に行く予定だったが、息子が「スキーしたい」と言い出したので、けっきょくスキー場に行った。
向かった先はキロロ。今シーズン初Kiroro。6時間券2600円の特別クーポンを握りしめて。
どこに行きたいのか聞いたら「長峰と朝里」で、とにかくコブ、もしパウダーがあれば朝里ということなので、自分もアルペンをはいた。
受験生だった去年は、受験が終わってからばんけいに通っていた。カービングスキーの体験試乗もしたが、やはりコブが好きらしい。
車の流れが悪くて到着が遅れ、さらにチケット売り場の大混雑で、スタートは10時過ぎ。もうパウダーもあったもんじゃねぇなとは思ったが、ふたりでゴンドラに乗った。
1発目は朝里第2-B。かなり食われていたけど雪は思いのほか深く、まあまあ気持ちよく1本。しかし、朝里はこれにて終了。コブにいきたいらしくエキスパートコースの深雪を滑ってベースに戻った。アタシのトップが浮かない4FRNTだとヘタするともぐるくらい、雪は部分的に深かった。

長峰は完璧にコブが消えていた。リフトに乗りながら「コブ日よりだな」って話していたけど、コブないんだよ。
再びパウダー滑走。が2本目からはかなり踏まれてきた。そしてそのうちコブライン出現。掘った人がいるんだ。
さぁて父さん、意気込んでコブに出発したら、いきなりコケた。その後もぜんぜん滑れん。
一方、息子はキツそうではあるがノンストップで降りてきた。
それがこの動画。


Kiroro Ski Resort 2015年1月11日

「もう勝てんな」
そう思ったし、この難しいコブを征服しようという意欲もなかった。
よって午後からはテレマーカーに変身。
不整地の練習をしようと決めた。
ま、逃げたとも言う。
午後から1本、ズタズタのパウダーゾーンを滑って、それからひたすら長峰。掘り返されてみずみずしくよみがえったコブにはまって大転倒したり(この日の長峰上部は視界がないんです)、ターン弧を大きく使おうとしたら不意にコブにはまるこの日の条件は、バックカントリーの練習にもってこいの状況だった。
視界があまりきかない中で一番安全に降りる方法は、やはり小回り。しっかり減速しながら狭い幅でターンを続けること。

備忘録
踏み荒らされたパウダーを滑る。
エッジングがうまくできない課題は、後ろ足をおしりがブーツにつくほど(ヒザがスキーにつくほど)曲げて加重することで、スキーがしっかりたわみ、速度調整できるようになる。

この感じを身体に覚え込ませるために、長峰close後も整地で同じポジションで滑る。加重が正確にできると、当然のことながら整地もよくなる。急斜面もよくなりそう。カービング気味に滑ることもできるみたい。

ようやく人並みのテレマークポジションになってきた。これも1月3日のトレーニングのおかげだ。あのときの感覚が役に立っている。
土曜日にナイターに行く予定なので、そのときにさらに反復練習するつもり。

コブの征服はできなかったが、滑れない斜面が減っていくテレマークの上達感は楽しい。