テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

はじめてフルマラソンを走る人へ、完走記

イメージ 1


11月3日(火)札幌で開かれたマラソン大会で完走してきました。4時間40分台のタイムで、タイムはいまいちパッとしませんでしたが、完走したことでけっこう満足しています。

はじめてフルマラソンを走る人は、不安でいっぱいだと思います。
ボクもそうだったので、一晩寝ていま、完走してスッキリしました。
食事制限なし、アルコール制限なしで、飲んで食べました。
そういった自己規制からの解放は、大学受験が終わって以来かも知れません。

目標は完走、そして4時間30分以内。でしたが、今回、タイム目標は達成できませんでした。
冷静になって考えると、9月6日(日)、すなわち大会2ヵ月前に走ったあとに発症した腰痛によって、調子を上げられなかったことが原因でした。
2週間後の9月20日に走ったときには、走り込みをはじめる8月の調子に戻ってしまっていました。
走り込みをすると、例えば15km走って翌週また15km走ると、関節の痛みや腕、背筋の痛み、つまり長距離を走るためにきしむ部分が徐々に鍛えられていきます。
それが、腰痛で休むために、次に走るときにはまたもとの体調に戻ってしまうのでした。

走れば走るほど長距離に体が慣れていく。そういう実感が練習の段階であれば、フルマラソンの完走はまったく心配がないと思います。
30kmまで走っていれば、30kmまではからだが持ちます。それでなんとかなります。

ボクは20kmを超えてからきつくなりました。これはほぼ予想していました。練習で調子が上がらなかったからです。
それでも残り22km走りきったのは、調子が上がらないなりに、大会2-3ヵ月前の8月に135km、9月に100km走ったからでしょう。
呼吸は最後まできつくはありませんでした。

当日のタイムは、ふだんの練習のスピード程度でしょうから、目標タイムを達成するためのスピードで走っていればいいと思います。
このほか、自分の練習コースは平均勾配が3%ちょっとある坂道であること、ラン以外にチャリツーを月50-150kmしています。

最後に腰痛の不安がなかったかですが、これはほぼありませんでした。前日の整骨院、当日朝のテーピングでほぼ心配がないレベルになっていました。
ただし、終盤は骨盤の後ろ、ちょうどズボンのベルトが通る少し下あたりがジーンとしてきました。限界は近かったと思いますが、一日過ぎても悪化していないので、大丈夫だと思います。
ちなみに体の壊れ具合は、はじめて濃昼(32kmトレイルラン)を走ったときよりマシです。濃昼(ごきびる)は5時間のトレイルランです。この経験は心強かったです。

ボクの練習は、フルを走ろうとする人としては少ない方だと思います。でも社会人はいろいろな事情があるし、とは言え、言い訳し始めたらきりがない。やれることをやるしかないですよね。