左:シドロワ(Anna Sidorova)、右:モイセワ(Victoria Moiseeva)
いま、最後の代表決定戦が開かれています。
ロシアというかロシア地域の個人チームというか、を決める決定戦で、シドロワさんとモイセワさんが戦い、どちらか4勝を挙げた方が勝ち。
9月日本、11月スイス、12月カナダでも決定戦。
そして、カナダを除く3カ国は、先勝したチームがその後も圧勝します。
日本はご存じのようにLS北見と中部電力が戦い、3勝1敗でLS北見。
スイスは、3チームによる三つ巴でしたが、トリンゾーニさんが圧勝しました。
いま開かれているロシア地域も、モイセワさんが3勝1敗、そして第5戦も大きくリードしています。
ものすごいプレッシャーのかかる代表決定戦は、ピーキングに成功したチームが圧勝するパターンのようです。
日本も、点差ほどLS北見と中部電力の実力差はないと思いますし、スイスは3チームとも実力は拮抗しています。ロシアも拮抗していますが、シドロワはこのところ不調気味。対するモイセワは今年ブレイク気味です。
ところが、カナダだけは違います。
そもそも参加するチームの数が日本選手権並み。
予選リーグを戦い、上位4チームがプレイオフに進みました。
顔ぶれは予想通り。ただし順位は大方の予想がはずれたのです。
予想:ホーマン、ジョーンズ、キャリー
実際:キャリー、ホーマン、ジョーンズ
ホーマンバンザイ! (Rachel Homan)
そして、決定戦ではホーマンがキャリーを下しました。
予選の初戦でこの2チームは顔を合わせ、キャリーの快勝。その後、ホーマンは危なっかしい試合もあり、ボクは「これは厳しいな」と思っていたのです。
しかし、ホーマンは違いました。尻上がりに調子を上げ、最後は出場権を手にしたのです。
というわけで、圧倒的金メダル候補・ホーマンと、メダル候補のその他諸国、という構図が決まったのです。
それにしても確かロシアは、シドロワでいったん決まっていたはず。それを無視して決定戦を開くあたり、相変わらずだなと思いますが、結果としてはモイセワのほうが勢いがあり、決定戦の結果は妥当かも知れません。
シロドワは、軽井沢国際の最初はまあまあだったのが、プレイオフに入ってコケましたよね。あの負けで、ボクは決定戦もやばそうだなとは思っていました。
決定戦は5エンドを終えて2対5。
なお、シロドワ、モイセワともにスゴイ美人です。
悪の組織・シドロワ、ロシア人形・モイセワといったところでしょうか。
以下、ライブです。
モイセワさん勝利!!
おめでとう。
そして、オリンピックにおいて藤澤と対決することになりました。