テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

7年ぶりのスキー部活動(22年3月27日)

手稲山頂駅からはばんけいスキー場も望める

2年ぶりに家族全員がそろい、3月27日(日)は次女と息子を連れて札幌テイネに向かった。
さっき調べたら、3人でスキーに行くのは7年ぶり、3人ともアルペンスキーで滑るのは足かけ9年ぶりとだった。数年ぶりかなと思ったのだが、もう10年近く前のことだったという時の経過の早さ、子供の成長の早さに驚いた。

天気はみごとな晴れ、気温は下界が10℃を超えたけど雪はどこまでゆるまず、とても楽しい時間だった。子どもたちも楽しそうだった。
スキーを楽しむ気持ちは時間を超えて、昔のようにワクワクするんだな。

アルペンスキーを持っていったのも正解だった。テレマークだと滑りのリズムやスピードがアルペンといまいちそろわなくて。昨日みたいな滑りの一体感がない。


自分と娘がニューブーツ。自分はばんけいで感じた印象の良さがそのままで、とてもいい感じだった。繰り返しになるが、ベロに前圧がかかって、スキーの真上に乗れる感じと、ターン後半のかかと押しの感じがとてもいい。
娘もスキーに乗れている感じがすると言っていた。

なお、国道から手稲に向かう登り道で、息子の高校の部活顧問がランニングしているのを見つけた。くるまを止めてあいさつ。富士山のウルトラトレイルを目指してトレーニングを積んでいるそうだ。

 

ミトンのスキーグローブ&スキーブーツ用靴べら購入、さらにREXXAM(2022年版)

アタリ日のばんけいパウダーナイターの前日、1月30日(日)は、2022年最初のスキーをしました。
朝9時からテレマーク2時間、そのあと車に戻ってアルペンブーツに履き替えてアルペンを滑る予定でしたが、この日は最高気温がマイナス7度とかのとても寒い日。ブーツは冷え切った車の中でメッチャ堅くなり、何度足を入れてもブーツが履けない。そのうち足が攣るし、足の甲にシェルがぶつかって痛いし…。
こんなご時世じゃなきゃセンターハウスに行ってブーツを暖め、ゆっくり履くけど、人がいるとこにあまり行きたくない。というわけで、泣く泣くいったん家に戻りました。
そのあと家族サービス等をして、夕方リベンジでばんけいへ。1時間滑りました。

 

今までもブーツの足入れは最悪だったのですが、そのこともあってテレマークアルペンを持っていく日は、なるべくアルペンから履いていた。もともと足の甲が高く、普通の革靴でも足入れが悪いので、ある意味しょうがないのです。

 


REUSCH HIGHLAND R-TEX® XT LOBSTER

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それともうひとつ問題は、手の指先が冷たくてたまらん。親指、人さし指、中指の合計6本がどうにもならんのです。あったかいはずのミトンをはいて(はめて)もダメ。
こちらは年齢から来るものだからしょうがないです。「老い」です。
ナイターの日のように興奮状態になると、指も温まるのですが、シーズン初めで練習しながらのリフトだと、ぜんぜん暖まらない。

というわけで、覚悟を決めて買いました。とっても暖かそうで、ボクの手に合うのは、やはりロイシュ。
REUSCH HIGHLAND R-TEX® XT LOBSTER という商品で、特別に暖かい仕様らしい。何よりすごく手になじむので、それだけで手が温まる気がする。
色は、スモーキーブルーと濃茶で悩んだけど、濃茶のグローブをはめている人がときどきいてかっこいいので、濃茶にした。たぶんボクにとってとても珍しい色選択だと思う。

これで、ものすごく使った、臭くてたまらん古いロイシュを捨てて、ミトン2つになってしまうが、春スキーや雨のときはテムレスを使うからミトンでいいや。

使用感:バックカントリーに持参した。ピーカンの暖かい日だったので寒さ対応はよくわからんが、普通にいい感じだった。ちょっとボリュームがあるのかポールのストラップがつかみにくいという問題があった。それ以外はいい。
その次の使用は雪かきとなった。大雪の日だった。とにかく指が冷たくて、テムレスでも黒のミトンでもダメなので、ついに新品を下ろしたところ、暖かかった。すごいぞロイシュ!!


3月12日(土)プラス気温のナイターで使ってみた。汗ばむくらいだったがギリギリ蒸れることなく、さすがロイシュと思った。
肌に触れる部分がボアじゃなくて毛足の短いフリースみたいで暖かいんだよね。

 


Shooter

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スキーブーツ用の靴べらは、Shooter 〔シューター〕という商品。
とにかくわらにもすがる状況なので、これで足入れが少し良くなるなら、1,980円+送料という価格もやむを得ない。

3月12日(土)ナイター。プラス気温の日に使ってみたが、足入れがよくなる気配なし。ほぼ役立たずと思ったので、次回は持参しない。

 

OAKLEYゴーグルHi pink
ナイターで2回使った。ナイターでの使用感はとてもいい。明るいしコントラストも出る。雪のナイターだとオレンジレンズとの差はあまりない気がする。

 

REXXAM REVO PLUS 100

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じつは5万円以下で購入できた

覚悟を決めて3月20日(日)、バーゲン中のパドルクラブに向かった。足入れが改善しないこと、ついにかかと(アキレス腱)が抜けるようになった、タイト感がなくなったことで、買換を決意した。
最初にNORDICAドーベルマン、次にREXXAMのフレックス100と90。悩んでいたら店員さんがきた。
年に数日、ばんけいを滑るだけで、スラロームバーンを上から気持ちよく小回りでおりてこられたらそれでいい、と用途も説明した。

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ヒザ入れして見せて、90はやわらかすぎると。100で購入しようかと思ったら、別の選択肢もあるよ、ということで、最新のブーツを履いてみた。そのなかではLANGE ラング のRX 110 【グリップウォーク】という商品がよかった。ゆるいけど履いた感じが好きで。ただ、【グリップウォーク】というソール形状で、古いビンディングでは対応していないという。

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その後、サロモンS/MAX 110 GWもわりとよかったが、カントがあわず、左脚がフラットに立てない状態。これはないな。
じゃラングの古いビンディング用のソールアダプターがあれば、ラングを買おうとなって調べてもらったら、なんと8,000円もすると言う。

ここまで悩んで、最後には初心に戻ってREXXAMに決めた。モデル名は変わったが、セカンドトップのラスト98mmという点も今までと同じ。カント調整の具合もわかっているし、あまりよくないとは言われているけどカスタムインソールも流用できる。
つまり今までと同じ状態で、インナーが新しくなり、シェルだけやわらかくできる。

割引価格で購入し、家に帰って古いブーツを見ながらカント調整、カスタムインソールの挿入。
そして翌日、試走した。

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まず、履きやすさはそこまで良くはならんけど、まあまあ許容範囲です。足の甲にシェルがぶつかって痛くてたまらん、とはならないのがいい。

滑ってみると、やはりフレックスはやわらかい。滑っていて足首を曲げたいときに曲がらない(ベロを押すだけでフレックスがかからない)、ということがなくとても自然だ。今までよりいいと思う。
おNEWなので足がしびれたが、ひどいシビレは徐々に解消した。左足の外くるぶしが少しあたる。ここだけシェル出しかと思ったけど、1時間近く履いていたら痛みがなくなったので、たぶん大丈夫だ。

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ほかにもいい点。
軽い:片足1,830グラム ←これまで2,150グラム 両足640グラムの軽量化は持ち運びがぜんぜん違うし、階段の上りもラク(笑)。
ブーツがタイトになったからか立った状態で完全にフラットになった。アルペンのあとにテレマークを履いて左脚の内エッジが引っかかったので、逆にアルペンブーツの状態がいいことがわかった。テレマークブーツのカント調整は限度があって、もう調整幅いっぱいまで使っているはず。

 

3月21日(月)祝日

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いい1日でした

この日は朝8時前から雪が降り始め、午前中は晴れたり降ったりを繰り返した。
ばんけいスキー場に着いてみると、なんと新雪が積もっているではないか。
しかも、メインのオレンジコースを使って午前中に大会が開かれていたようで、コース脇はパウダーが積もっている。
1本目はまだコースが開放されておらず、ニューブーツでいきなりスラロームバーン。まあまあいい感じで滑れて、何より違和感がないので道具に合わせる必要がないのがありがたい。そんなに長く滑る訳じゃないので、今までの道具に近いものがいちばんだと改めて思った。

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さすがに緩斜面はキツイがリフト脇は急激に斜度がキツくなるので、いい感じで滑ることができた



そして2本目と3本目はコース脇の薄いパウダーをもらった。真上から踏めるし前後バランスも取りやすい。かかと荷重気味の滑りが今までよりやりやすいかもしれない。

1時間滑って、ピザまん食べて、テレマークに履き替えた。
しばらく滑ってないので心配だったが、最初からまあまあいい感じだった。チェックのためのテレマークなので、あまりがんばらずに終了。この時間帯には自分以外に2-3人のテレマーカーがいて、みんな上手だった。刺激的な時間だった。

北京オリンピックカーリング女子予選日本vs中国

第4エンド、先行・日本スキップの藤澤五月、レイズショットで強いワンを作り、ワンツー確保。

さっちゃんキレキレ!!

このエンド1点スチール

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11時方向の黄色の石を中心に飛ばして強いワン。投げた石もナンバー2に残る。

 

ばんけいパウダーナイト 22年1月31日

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スキーブログとはまったく異なる方向に進んでいることは承知しています。
昨日の札幌は、早朝からワサワサと雪が降り積もりました。1日の降雪量20cm。そのほとんどが8時から18時の間に降りました。つまり、ゲレンデはピステンが入ったあとの時間帯に雪が降り、モサモサになっているわけです。

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女房が雪かきをしてくれて、会社を定時を少し回った時間で退社し、うちで着替えして札幌ばんけいスキー場へ。ゲレ食を食べて19時30分過ぎにはゲレンデに立ちました。
何本滑ったかもわからない1時間。ただひたすらモサモサめがけて突っ込む。圧雪された斜面はめんどうなのでアルペンターンで抜けて、もっさりめがめて突っ込む。

25℃以上の急斜面でないと失速するモサモサ。なので、まずはちょっかりから入ってターンしていきます。20度程度の斜面では、ターンすると失速するので雪面から完全に浮き上がるまで切替を待つという滑りになるけど、これは滑りがやや乱暴になるのと、20度斜面でやるとターンが深くなってまた失速する。
そこで、切替で浮き上がらずに雪の中で切り替えると、ターンが連続することに気がついた。そのほうが丁寧な滑りになる。

そしてもうひとつ。これまではモサモサになるとあわてるのか、動きを速くしようとする結果、急激なテレマークポジションをつくることになり、雪面からの反力が大きくなりやすい。結果バランスを崩しやすい。
そうではなく、たとえ不整地と化したスラバンでも丁寧に抜重し切替・そしてエッジングすると、いい感じになることがわかった。今まであわてていたんだな。あと、浮かずにモサモサの中で切り替えること。そのためにはいったんニュートラルポジションに戻っている必要がある。

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まあそんな気づきはありましたが、とにかくスキーを趣味にしていてよかった、こんな幸せを味わうことができて、スキーをやっていて良かったと思った。雪かきしてくれた女房には心から感謝しています。

ゲレンデはいつものようにほとんどボーダー。太板をはいた人が少しいたくらい。

フォルティウスの将来

北海道銀行というスポンサー名が外れたカーリングチーム「フォルティウス」が26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪出場を目指すという。会見を開き、各紙が報じている。例えばここ。

www.nikkansports.com

hochi.newsなど。

広報を担当する代理店はついているらしいが、発信内容を吟味したのかな。
「私たちをサポートして」という発信では、大人の社会は反応しにくい気がする。企業が出資(投資)する際にはリターンの計画が必要。リターンのない寄付に近い仕組みなら理念が必要。

それを考えると、ロコ・ソラーレの創設者である本橋麻里さんは事業家だよなぁと改めて感心した。

ビジネスを描けるプランナーが必要かな。
それとも、もうスポンサーは見つかったから、新人採用に踏み切ったのかな。常識的には船山さんがマネージャー的な仕事をすることになると思うが、多難だ。
大丈夫なのか心配になる。でも支えたいとは思わない。

なぜかな。
どうしてもロコと比較しちゃうからかな。国内の有力チームが活動できなくなることはいいことじゃないと頭(理屈)ではわかっているが、感情は伴わないのです。