テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

テレマークスキーをあきらめた人

ここ半月で、テレマークスキーをあきらめた人に2人会った。
事情はそれぞれだった。
1人は30代前半の女性。ご主人がテレマーカーなので始めてみたが、いくらやってもうまくならず、2年でアルペンに戻ったそうだ。
ご主人はたぶんけっこうな滑り手。どうして挫折したのだろうか、ボクにはわからない。

もう一人は、60代前半の男性。楽しそうだからはじめてみたものの上達せず、山で使えないのでアルペンを追加購入。どうやらアルペンのほうが使えるらしい。
こちらのご仁はわかる。スキーの経験が浅く、40代以降にテレマークスキーを始めたら、心が折れるかなと思う。

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山で使うツール(道具)として、テレマークよりアルペンのほうが優位であることをボクも認める。
よく考えれば、バックカントリーという安全が確保されていない場所で、不安定な道具を選ぶ理由はない(笑)。

ただ楽しさはアルペンが優位とはいえない、人それぞれだ。
テレマークスキーに楽しさを見つけられるかどうかが、続けられるかどうかの分かれ道かな。
ボクが挫折の壁を難なく突破したのは、テレマークスキーが楽しいからだ。

ではなぜボクはテレマークスキーが楽しいのだろうか。そこは今でもわからない。
最近ときどき、「ああ、この斜面アルペンならなんてことないのに」と考えている自分がいる。
うまく滑れない自分がくやしい。言い訳がカッコ悪い。
でもテレマークスキーは楽しい。