テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

カーリング女子・ロコソラーレ、奇跡の逆転でオリンピック予選日本代表に

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北海道新聞さま月曜の夕刊から

まず、最初に告白しなければならないのは、0勝2敗になった時点で、2018年のワールドカップアメリカ大会決勝と同じく、負けた・終わったと思いました。

スイスやスウェーデン、ロシア、そしてカナダの例を見ても、オリンピックや世界選手権の代表決定戦は、最初の2つを取ったほうが勝ちます。そのくらいメンタルがキツイ試合なのでしょう。連敗すると立ち直れないのでしょう。

なので、負ける理由はともかく、終わったと思いました。
第3戦をテレビ観戦したのは、押しのチームの最後を見届けようという気持ちでした。しかし、ゲームはロコのワンサイド勝利。
この1勝で未来が開けました。そして第4戦も取り、運命の第5戦(最終戦)は、18時前からじっくりテレビ観戦しました。

道銀さんのことは言いますまい。とにかく勝ちきりました。
奇跡の大逆転と言っていいと思います。このチームにしかできないこと。
どうやってメンタルを立て直したのかは彼女たちが説明していましたが、「運命を受け入れる」そう考えたらメンタルは立ち直るのか、みんなが共感して全員が立ち直るものなのか、まったく信じられません。

ファンのボクたちも、必死についていかないとケガしそうです。

それにしても、今回は本当に追い詰められたんでしょう。勝利インタビューのバックエンド2人、吉田知那美藤澤五月の両選手のコメントは、飾らない、ホンネだったと思います。特に吉田知那美選手の発言には批判もあるようですが、あんな飾らない言葉をこの4-5年で聞いたことがありません。

「私たちのほうが優れているのになぜ勝てない」
言っちゃいましたもんね。最後まで自分たちを信じたんですね。

それにしても、鈴木夕湖吉田知那美藤澤五月という化け物と一緒にカーリングする吉田夕梨花選手は、きっとたいへんだろうな。いや、本人も変態だから気にならんのか。

あーぁ、疲れた。
そして、もうちょっと夢を見せてくれるロコソラーレ、万歳!!

 

追伸

ロコソラーレは、今回の代表決定戦、12月の世界最終予選、そして来年2月のオリンピックと3回の本気大会をやることになります。
オリンピック出場が決まっても、1シーズンに3回のピークをつくることになるのは、非常に厳しいと過去ブログ(コメント欄でした)で書きましたが、カナダのツアー大会のいくつかが中止になる可能性もある今季は、本気の試合が多いという有利面がピーキングの難しさを上回るかもしれません。
天はそのくらいのアドバンテージを彼女たちに与えても良いと思うファンでした。

なお、平昌オリンピックシーズンも、ロコは代表決定戦、PACC、オリンピックの3つの代表戦を戦いました。その後のMDと5月の富士急との代表決定戦を入れればメンバーは5つ、藤澤五月は6つ。