テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

平昌オリンピック女子カーリング直前情報

受験生の父は、相変わらず滑りに行けず、
モヤッとしております。

さて、そんなボクの気晴らしがカーリング(笑)
2月に入ると平昌オリンピックが始まります。

日本オリンピックチームはLS北見です。
本気のメダル狙いです。


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〈軽井沢の大会表彰式.前列ロコ、後列左中部電力、右スイス・トリンゾーニ〉


このオリンピックは世界のチームも世代交代しました。
主要チームの中ではスイス(トリンゾーニ38歳)と中国(ワン33歳)が上の世代ですが、
日本(藤澤26歳)、カナダ(ホーマン28歳)、スウェーデン(ハッセルバーグ28歳)が若返り、ロシアもさらに若手が出場(モイセワ27歳)、イギリスは引き続きミュアヘッド27歳といった具合で、スキップは26~28歳くらいに固まっています。

そのなかでも藤澤さんは最年少です。
日本ではベテランチームのように言われていますが、そもそも彼女は10代のころからトップスキップだったわけで、世界的に見れば代表チームスキップの若手なのです。


さて、その藤澤五月より若いスキップ・中部電力の松村千秋選手25歳は、現在、日本選手権を戦っています。
開幕4連勝。昨晩は北海道銀行戦に辛くも勝利しました。
ボク的には、この日本選手権をとって、世界選手権に出場してほしいと願っています。彼女たちのチームはそれに値すると思うし、LS北見(ロコ)のライバルチームが経験を積んで力をつけないと、けっきょくロコのためにもならないので。

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〈ロコの世界ランクは一時期7位まで上がった〉


その松村さんは藤澤さんに遅れて中部電力に入社し、たぶん4年間いっしょのチームでした。
昨年2月に日本選手権決勝でぶつかり、9月の代表決定戦でもぶつかったため、マスコミが旧仲間の対決ということであおりましたが、松村さんは藤澤さんを尊敬しているっぽいし、藤澤さんは松村さんをかわいい後輩とみているっぽいです。
藤澤さんは勝利後のインタビューでうっかり「マツムラ」と呼び捨てにしていましたね。
カーリングヲタクの藤澤、負けん気むき出しの松村。たぶん、この2人は比較的気が合うでしょう。

ちなみに、ロコのサード・吉田知那美選手と中部電力のサード・清水絵美選手も仲良しのようですね。日なたに咲く花と日陰を好む花。対照的で気が合いそうなふたり。
不思議な関係の2チームです。


で、去年の日本選手権は、ひとつには中部電力藤澤五月研究をガッチリやった結果だと思いますが、その後ロコも中部電力研究を相当したと思います。

そして、松村さんは藤澤さんにまったく勝てなくなってしまいました。
ゲームは、実力差以上に差が開いてしまうのです。

松村さんとほかのチームのゲームを見ていると、まだ甘いけどかなりいいスキップだと思います。
バイススキップの北澤育恵さんは、ショットと作戦はかなりよさげですが、解説者の話を総合すると、石の速度と行方を予測するウエイトジャッジ&ラインコールに未熟さがあるようです。
なので、彼女がスキップをやると、対藤澤ではよさげですが、ほかの選手のショットが乱れる可能性もありそう。

ここは松村さんにがんばってもらうしかないと思います。
今シーズンはムリでも来シーズンはそこをしっかりがんばって、最強のライバルになってほしい。
なお、今年5月にはロコと日本選手権覇者との間で、パシフィックアジア選手権の代表を決める戦いがあります。忙しいシーズンですわ。


最後に、道銀・小笠原チーム(フォルティウス)のことも触れたいけど、触れません。
どうなるのかなぁ・・・