テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

09年1月5日ばんけい

午後2時過ぎから3時間、息子と滑りました。年末に熱を出した息子は今シーズン初のばんけい。

家を出る前から足がガクガクして、ついてみれば息子はポールを、小生はグローブを忘れるという縁起の悪さ。
「今日は慎重に。ケガしないように」を合言葉に滑り出すも、テールが引っかかりスピードの制御ができず、どうやら後傾らしい。大回りで修正できず、小回りで何とかなるも今度は上半身がかぶり気味。

いまいちの調子の中で、エポックメイキングな一日になりました。
定点観測できるばんけい下のコブ、3つのラインを完走。特に向かって左の深いバンク、狭いピッチのモーグルコブをバランスを崩しながらも完走できたのは、いずれもはじめて。
深いバンクは今まで全く歯が立たなかった。それがミゾにはまらずバンクを使ってあれよあれよという間に下に到着。自分がいちばん驚いた。
ピッチの短いモーグルコブは、これまでいいとこ3つから5つ。それ以上は合わなくなって発射していた。それが発射しそうになりながらこらえてこちらも完走。
さすがに息子も驚いたようだ。同時に“オヤジに抜かれるかも”と緊張感が走った顔をしていた。ムフフ。
ただし、スラバンのコブは1回いっただけで2回は行く気にならなかった。逃げ場のない深いコブに対応できる技術がないし、滑っても幸せにならない。

まだよく整理できていないけれど、どうやら深い小回りをローテーション系で滑れるようになったことと関係しているようだ。ターンが体の中心に帰ってきたときに左(または右)に振られて体が飛ばされていたのが、そのまま次のターンに入る姿勢ができるようになっている。腰から下の出来事のように見えて、実は全身の姿勢の問題なのだろう。
吸収後、足を伸ばして雪面コンタクトを高める。スキーがバンクを走り、体に帰ってくる。うーん、うまく説明することができない。
課題は、バランスが大きく崩れることがあること、そしてスピード制御ができないこと。ここらヘンを乗り越えて、急斜面でも同じことができるようになればスラバンも行けるのかな?