最も苦手としているショートピッチのモーグルコブに挑戦するため、駐車場はお子ちゃまイベントで賑わうキロロへ。
この日は気温が上がり、本格的な春雪に変化。
朝イチは久しぶりにゴンドラで朝里山頂へ。鐘がどのくらいの高さなのかを見に行きました。朝里第2はリフトが動いていたけれどレーシングに使われてコース閉鎖。
山頂は新雪で真っ白でした。がしかしストップ雪で、緩斜面でははじめてゲレンデにたった初心者みたいに姿勢がグラグラ。wax塗ってこなかったしなぁ。
2本目から長峰修行です。
「ショートピッチができれば、もっと大会を楽しめる」
ということで、逃げずにずっとモーグルコブ。
1本滑るごとに息子に尋ねる。
いわく・・・(備忘録をかねて)
- 「がんばって滑っているのはわかる」
- 「ちょっと怖がっているよう」
- 「上体が前後に動いている」
いちいちごもっともでございます。
- ストックは突けていたと思う。このため以前から比べて上体の傾き(左右の動き)は減っているはず。
- 上体については、まだ姿勢が決まっていない。基本的には後傾気味なのだが、本当に後傾したときは次のコブの受けで上体を戻す。逆に突っ込み気味になると、ストックで上体を後ろに戻す。という作業を1本の滑りのうち2/3くらいやっている。
- スピードが遅いからできるのだが、これでスピードアップしたらout。
>>怖がっている
- その通り。こわい・・・。ただ、後半は少し恐怖心がとれてきた。なんとかなるかな、という感じ。
もう一つ確認したのは、“自分的にはスキーをまっすぐに入れているつもりなのだが、モーグル系と比べてスキーの動きが違うかどうか”という点。
いわく・・・
「アレでまっすぐ入れてるつもりなの~?」(切れそうになったがガマンした)
- スキーの動きは、谷回りでゆっくり回り、コブの受けでスイングズラシを入れている。このため、前半が丸く回り後半は鋭角に回り込む、という感じで、まるでまっすぐではないらしい。
と聞かれたので
「かかとでズラシを入れている。アレやんなきゃ怖い」
と答えておいた。
長峰Bのほか、Aのリフト寄りも滑ってみた。
- 暴走したりもしたが、かかとに乗ってトップを動かす感じ。かかとの上に乗り続けると、落下速度に合わせて何とか行ける。ただ、スキー任せの感じで積極的ではない。
大いに勉強になった1日でした。
- 上体の安定が必要
- ストックワークはまあまあ
- 上体を安定させられればもう少しスピードアップできそう。制動に使っている体力を軽減できれば、スピードに備えることができそう。
- ゆっくり滑り続ければ、過度の恐怖心からは解放されそう。
- モーグルコブでは遠くを見ることが大切(バンク滑りとのいちばんの違い)
この日は、足の疲れ<腰の疲れ<集中力欠如
という順番で疲労がおそってきました。
腰が疲れてきたら、基本的には終了ですな。
腰の疲労は全身からのサインだろう。
四頭筋の疲労は、むしろポジションが悪いからということもある。
集中力の欠如は、今回初めて体験した。
リフトを降りてからのだらだらバンクを滑っているとき、コブの突き上げで首がむち打ちになりそうになった。このとき意識がフッと遠のいていた。
そのあとのモーグルラインでも、前を見ているのだが見えていない状態となり、危険だった。
ものすごく集中して滑っていたのだろう。特に視線維持にはずいぶん気を使った。その疲れだと思う。
と同時に、最近は日常生活でも集中力や目の衰えを感じる。
知らず知らずに集中して、気がついたら吐き気がすることがある。
としだ・・・。
この日、佐々木明選手のデモ滑走を見た。
ウェーブで飛び、そのあと回った。オーラを背負っていた。
今日、5月3日に佐々木明カップが行われる。