テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

再び羊蹄山。標高1000mより下の厳しさは太ももに尋ねてくれ!

3月29日(日)
 パウダーシーズンがすっかり終わってから、休みが取れるようになってきた。
ひつじ年だけに、再び羊のひづめのやまへ。
メンバーは前回のYさん夫婦にCさんの4人。

ちょっと肌寒く、朝は羊蹄が白く見えた。が、徐々に天気が回復し気温が上がる。
ハイクアップになれてきたのか、今日は多少の汗でもさほどこたえない。
林の中でハードシェルを脱ぎ、長Tのみで登る。
エゾリスがコースを横断する。いつ見てもかわいいね。


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登山口から約2時間で1000m地点へ。
「これはいいね」「最高」という声が飛ぶ。
先行していたボーダーのグループにここで追いつき、われわれは東に向かう。
そこには大斜面。「よだれが出る」
先週のウィークデイに降った雪のおかげで斜面はまっ白。ただし1m幅くらいで縦にミゾがついている
「雪解け水が流れたか」。

イメージ 2


上からスキーヤーが下りてくる。うまい! ただミゾではかなりたたかれている。
「慎重に行こう」

1,300mまで来て、滑ることにした。
少し休憩。「もうちょっと腐ったほうが良いだろう」
稜線に出ているので、さすがに風が強く少し寒い。
山の会のいろんなことを聞かせてもらった。

さあて、行きますか。
緊張感あるすべり出しだったが、ちょっと難しいが何とかなりそう。
とにかく前足荷重にならないように。切り替えはスパッと。切り替え後はすぐに上体のひねり。
いったん止まってから再すべり出し。ここからはいい感じで羊蹄山のザラメをいただいた。
トラバースして1000m地点へ。
斜度が少しゆるくなり、最高の斜面が広がる。
緊張感とターンがたまらんゾ。

がしかーし、楽しい時間は長く続かないのだった。
どんどん雪が重くなる。そして林に入るころにはすでにターンをすることもできない状態になったのだった。
標高で900mくらいか。約1000m登って、楽しいお時間は半分だったのでした。

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もがきながらも何とか登山口へ。
振り返ると、羊蹄がハッキリ姿を現していた。

この山はすごいね。スキーヤー・ボーダーが集まるわけだ。

帰りは、真狩の道の駅によってゆり根を買って、そのあと真狩温泉で羊蹄を長めながら湯につかって帰ってきました!

楽しかった!

8時スタート、10時1000mテラス、11時1300m(休憩40分)
11時40分ドロップ開始、12時16分駐車場到着
登り3時間、下り36分、合計行動時間4時間16分。