テレマークスキー前転日記~ケガに注意!!

ヘタレスキー部も還暦.部員1~2人 @札幌

オークリー・キャノピーPrizm Jade Iridiumと偏光サングラス

久しぶりにスキー関係。
1~2年前からそうだったんだけど、前のシーズンはサングラスをしてもゴーグルをかけても、晴れた日の雪山帰りには、必ず眼球が熱くなるほどひどく目がやられるようになった。
高校・大学のころは雪目で目がチカチカした覚えがあるが、いまはそんなんじゃなくて、眼球が本当に熱を持っているようになってしまう。

かと思えば日の出後の曇りとか、日差しがさえぎられた午後の斜面とか、いわゆるフラットライトになると、ゴーグルをしないとまったく見えないし、かけても凹凸がわからない。

要するに、目の劣化がひどいのです。

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〈唯一の対策は目薬〉

それで、昨シーズンは最も目につらい春スキーに備えて、ゴーグルを探したけど見つけられず、まずはサングラスからつくった。
札幌市内にスポーツサングラスの専門店があって、そちらで症状を説明し、相談した。

まず言われたのが、「偏光レンズを使ってますか」ということ。もちろん使っていない。ただの度付きカラーレンズだ。
いわく、「偏光にするだけで目に入る刺激をだいぶ抑えることができる」。

そこで、これまで使っていたサングラスと同じグリーン系で、せっかくだから遠近にして、メガネを調整した。
最後になって、『ところで、いちばんコントラストが出る色にしたいけど、そんなのある?』
と尋ねたら、茶系だという。

そこで、レンズ茶系で、少しだけミラー効果がある、偏光の、度付きサングラスを購入した。
5万円以上した。フレームはOAKLEYのCatalystっていうモデルで、アジアンフィットらしい。レンズは伊藤光学という会社らしい。偏光の遠近レンズでは優秀という。

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このメガネで春山に行く予定だったが、春シーズンは樽前山行きで終わったため、山に投入できず。もっぱらドライブサングラスとしてこれまで使ってきた。

偏光レンズっていうのは、じつに面白い。レンズは比較的明るいのにまぶしくない。
このサングラスをかけ始めたころは、レンズを通した明るさから条件反射的に目を細くしてしまって、ふと気がついて目を開けるとまぶしくない、ということの繰り返しだった。

反射光をカットするのが偏光レンズなのだそうだ。

反射光がないと、例えば太陽の照り返しでボディカラーが見えない車が、サングラスをかけると見える。ピーカンの日に道路の白線も見える。

いいことばかりでもない。
液晶画面がものによってはよく見えない。
エクストレイルのインパネにある時計がぜんぜん見えない。
前に使っていた腕時計も見えなかったが、同じシリーズのちょっと古いものに買い換えたら、いまは見えている。
スマホはまあまあ見える、GPSも大丈夫。

こんな感じで、困ったことも少しあるが、これは非常に強力な武器だ。
ちなみにレンズが明るいので、トンネルに入っても見えます。
当然ですが夕暮れはダメです。



で、あとはゴーグル。
昨シーズンの終わり、いろんなショップを回っているときに、
UVEXのSNOWSTRIKEというモデルと、OAKLEYのCANOPY Prizm Jade Iridium
という2つのゴーグルを見つけた。
それまではGIROにしようかとかいろいろ考えていたが、どうもこの2つが眼鏡使用OKで、しかもフィット感がいい。
値段はUVEXのほうが安いがレンズが明るく、OAKLEYは1.8倍ほどした。

いま使っているUVEXのオレンジは、じつはさほどまぶしくない優れものだ。がせっかく買うならやや暗めがいい。

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ということでキャノピーにしようかと思うのだが、
・どなたかPrizmレンズ使ってる方おられますか?
・キャノピーでメガネを使っている方、くもりはないですか??


バックカントリーでの期待は、明るさ対策よりもコントラスト。バックカントリーは圧倒的に登っている時間が長いので、サングラスのほうが重要です。
ゲレンデでの期待は、明るさ対策と、ミラーのかっこよさ。明るい日にオレンジレンズを長時間かけていると、やっぱり目のダメージがハンパない。